制作:2006
監督:ガス・ヴァン・サント
主演: リヴァー・フェニックス, キアヌ・リーヴス, ジェームズ・ルッソ, ウィリアム・リチャート, ウド・キア
う〜ん。
悲しい映画だった
キアヌ・リーブスが出ているインディペンド系の映画が好きなんだけど、これはそんな中では有名で、主演のリヴァー・フェニックスが賞を獲得しまくった映画。 でも本当に映画のように死んでしまうのだから、演技だったのか?と疑いたくなってしまう。
ばからしく分かりやすい映画とは違って「何が言いたいのか」凄く考えさせられる。
孤児、同性愛、近親相姦、売春、特殊な病気(ナルコレプシー:日中において場所や状況を選ばず起きる強い眠気の発作を主な症状とする神経疾患(睡眠障害)である。笑い、喜び、怒りなどの感情が誘因となる情動脱力発作(カタプレキシー)を伴う人が多い。とwikipにあります。)など重いテーマが折り重なっている割には、明るい綺麗な画面構成の映画なのが、とても効果的だ。
一歳の時に施設に預けられた主人公(リヴァー・フェニックス)と親友(キアヌ)が、母を訪ねて三千里なのだが、アイダホから始まって、突然何故かローマのポポロ広場へ到着。そこんとこはイタリア語で観ている人には???の状態になっている。キアヌが「ラトゥアカーサ?」とだけイタリア語を話すシーンも。
気の良い御曹司がやりたい放題のストリートキッド、男娼をしているという設定のキアヌがとても美しいので、ストリート仲間を見事に捨て去った豹変後の憎たらしさが嫌がおうにも増し、異常な眠り病のリヴァー・フェニックスが本気でかわいそうになってしまった。
あの最後のシーンの車の持ち主は誰だったのだろう??
と余韻が残る造りも上手くできた映画だと思う。
戻るけれど、主人公が実人生で早世してしまったと言う点で「ポスティーノ il postino」を想い出した。両方とも演技がもの凄く褒められているけれど、演技だったのだろうかと疑いたくなる。だから演技力を疑っているというのではなくて、命の儚さを実感している人でなければできない役ってあるのだと思う。
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