2008年11月19日

一日三展覧会

昨日は疲れたのでぐっすり眠れた。
何故って授業が終わるやいなや出かけて、三つ展覧会を回りぎりぎりで帰りまた授業を夜中の11時過ぎまでしたのだ。

skhn4.jpg
1)浜口陽三(水天宮・日本橋)
http://www.yamasa.com/musee/

水天宮にあるヤマサ醤油のギャラリーって???
謎じゃないですか?
私は「ぐるっとパス」を買わなかったら永遠に知らなかったと思います。

行ってみると小綺麗で落ち着いていて、カフェもあるしなかなか洒落た所でお勧めです。水天宮なんて場所が場所だから何が何でもって訳にはいきませんが、、。
浜口陽三はずーっと前から知っていました。日本が世界に誇る版画家です。

2)陶磁の東西交流(有楽町)
http://www.idemitsu.co.jp/museum/

出光美術館は地下から行くとうらぶれたデパートの中からエレベーターに乗りますが、実にリッチな美術館で気分もセレブになりそうです。

ふかふかの絨毯が敷き詰められた丁度良い広さ、有楽町の高層ビルからの景色を望みながらお茶のサービス、そして何よりも本格的な内容。
平日の夕方早めに展覧会は十分な人が入っていて、大成功と言って間違いないでしょう。外国人も多く、内容と合っていました。

日本、中国、ヨーロッパで造られた陶磁が一目で分かるように色分けされていて展示方法も感心しました。イタリア時代に博物館で陶器を見て、「絵画や彫刻、建築に関してはヨーロッパに歩があるが、焼き物は絶対に日本の方が凄い」といつも思いましたが、今回もそう思いました。マイセンなんかどうってことないよ。

でもヨーロッパに注文された分けの分からない絵や形を作って不細工になっている日本製品や、日本の絵を意味も分からずに真似てすっかり分けが分からなくなっているヨーロッパものなど面白楽しく、文化交流という意味でも興味深いものでした。

3)都市の表象と心象(八重洲・東京駅)
http://www.bridgestone-museum.gr.jp/

本当に久しぶりで懐かしいブリジストン美術館です。
ブリジストン美術館は日本における国や都道府県以外により運営される最初期の美術館で、それだけに収蔵品も素晴らしく、美術愛好家ならば必見です。

企画は産業革命時代のパリを中心に活躍した作家で、版画が中心ですが、なんと言ってもブリジストンは常設が素晴らしいので、何時行っても構いません。

部屋は小さく分けられ椅子も十分にあり、印象派時代を中心とする室内画には大変見やすい構造です。エジプトやエトルスキの古代の品々まであり全く驚かされますし、ピカソの最高傑作に入るような作品もあります。(彼は駄作も多いので)

今展示されている中では、私はブランクーシの「接吻」や国吉の「夢」が特にお気に入りですが、ルオー、ルソー、クールベ、関根正三や藤田の作品も見逃せません。

いつも基本、中世イタリア美術ばかり見ていますが、古代から現代まで時代を問わずに美術が大好きです。とはいいつつどうしてもルノワールの「水浴の女」は醜いとしか思えません。
posted by Gianmaria at 20:06| 東京 晴れ| Comment(0) | 美術館 musei e pinacoteche | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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