一ヶ月5000円からのイタリア語教室(南大沢)、首都大学東京のオープンユニヴァーシティ(南大沢と飯田橋)、放送大学(大宮と小平)、カルチャースクール(埼玉の吉川)での西洋美術史講座やイタリア語教室他。
教室の内容は、カテゴリの「私のイタリア語教室」をご覧ください。
お問い合わせ:romanici@gmail.com
お問い合わせメールには必ず返信いたします。どうぞよろしく。メールのやりとりでは過去のメールを消さずに、付け足す方法で返信してください。お互いの誤解を避けるためです
「イタリア語を初めてみたけれど1年経っても5年経ってもよく分からない。」と言う人はたくさん居ます。それはあまりにも文法知識と単語数が無いからです。ネイティブと会話をすれば出きるようになるというのは<子供>に限られた話です。甘い言葉に騙されてはいけません。楽して出きるようになろうったって無理なのです。がんばりながら楽しく知的に、一緒に勉強しましょう✨
★ciao!★
天使たちの美術 に引越ししました。よろしくお願いします。
イタリア語教室グランピッコロ
2019年03月22日
天使たちの西洋美術
このGoogle+が運営するBloggerはすごく使いやすくて、広告もなく最高だったのに、4月に閉じちゃうことになったので残念ながらお引越しします。引越し先は「はてなブログ」今までと違って勝手に広告が入っちゃうけど、どうか許してください。
以下が新しいサイト。このBloggerに書いた過去の記事も全部じゃないけど移してるところ。新しい書き込みは初めから「はてな」にするのでよろしくお願いします。
https://angeli.hatenablog.com/

Angeliっていうのは天使の複数形だからこのアイコンにしました。単純に私の名前が拒否されたからで、自分が天使たちと同様って意味ではない、ってわざわざ書かなくてもいいか。
検索するなら「天使たちの西洋美術」「Angeliのブログ」で。Angeliだけじゃいっぱい出ちゃうからブログまで付けてね。🙇♀️
以下が新しいサイト。このBloggerに書いた過去の記事も全部じゃないけど移してるところ。新しい書き込みは初めから「はてな」にするのでよろしくお願いします。
https://angeli.hatenablog.com/

Angeliっていうのは天使の複数形だからこのアイコンにしました。単純に私の名前が拒否されたからで、自分が天使たちと同様って意味ではない、ってわざわざ書かなくてもいいか。
検索するなら「天使たちの西洋美術」「Angeliのブログ」で。Angeliだけじゃいっぱい出ちゃうからブログまで付けてね。🙇♀️
2019年02月07日
ブログ引越し面倒すぎる
2018年12月26日
2018年10月09日
2018年10月05日
2018年08月10日
2018年01月29日
https://artsaba.blogspot.jp/
https://artsaba.blogspot.jp/
こっちのサイトはずっと写真も沢山載せられ流ので、引っ越しました。来てね🚗
こっちのサイトはずっと写真も沢山載せられ流ので、引っ越しました。来てね🚗
2017年03月26日
2017年01月05日
引き継ぎよろしくお頼もう
#イタリア #旅 http://artsaba.blogspot.jp/
このサイトはもう長いんだけど、画像を主にした理由でお引越しします。今まで書いた文を消しちゃうのはもったいないから自動でサイト移動はやめにしました。でもここにはもう書かないから上記サイトへ飛んでください。面倒でごめん
このサイトはもう長いんだけど、画像を主にした理由でお引越しします。今まで書いた文を消しちゃうのはもったいないから自動でサイト移動はやめにしました。でもここにはもう書かないから上記サイトへ飛んでください。面倒でごめん

2017年01月02日
Buon Anno e Felice Anno nuovo !
Buon Anno
発音:ブォナンノ(ブオノ+アンノ)
意味:良い年(良い、good+年)
使用:新年の挨拶として一般的に年末年始にこのフレーズのみでよく使われる
e
発音:エ
意味:and 足す
Felice Anno nuovo !
発音:フェリーチェ アンノ ヌオーヴォ
意味:幸せ 年 新しい
使用:「新年おめでとう」に相当する使い方
今年もよろしくお願いします
発音:ブォナンノ(ブオノ+アンノ)
意味:良い年(良い、good+年)
使用:新年の挨拶として一般的に年末年始にこのフレーズのみでよく使われる
e
発音:エ
意味:and 足す
Felice Anno nuovo !
発音:フェリーチェ アンノ ヌオーヴォ
意味:幸せ 年 新しい
使用:「新年おめでとう」に相当する使い方
今年もよろしくお願いします

2016年12月26日
世界の地図を覚える:ゲーム感覚
http://online.seterra.com/en/vgp/3092
世界中あるけど、これはイタリアの州を覚えるサイト。
同じサイトに街もあるよ。
旅するのにも歴史を考える時も地理は役立つから暇な時ちょこっとやってみて
世界中あるけど、これはイタリアの州を覚えるサイト。
同じサイトに街もあるよ。
旅するのにも歴史を考える時も地理は役立つから暇な時ちょこっとやってみて

2016年12月25日
Buon Natale e Buona Festa
Buon Natale
発音:ブォンナターレ(ンは聞こえるか聞こえない程度で)
意味:良い (イエス・キリストの)お誕生
Buona Festa
発音:ブゥオナ・フェスタ
意味:良い お祭り
イタリア文化会館のご挨拶では、いつも後 Buona Festa を使ってる。
日本にはキリスト教徒が非常に少ないから当然だ。
テレビや街でやたらクリスマスを祝う方がどうかしてる
お正月をお祝いするのは当然として
Auguri
発音:アウグーリ
意味:お祝い、祝賀、祈願
文法:Augurio を複数形で使って一言で「おめでとう!」という風に使用
歴史:古代ローマ時代の鳥占いの儀式から


発音:ブォンナターレ(ンは聞こえるか聞こえない程度で)
意味:良い (イエス・キリストの)お誕生
Buona Festa
発音:ブゥオナ・フェスタ
意味:良い お祭り
イタリア文化会館のご挨拶では、いつも後 Buona Festa を使ってる。
日本にはキリスト教徒が非常に少ないから当然だ。
テレビや街でやたらクリスマスを祝う方がどうかしてる
お正月をお祝いするのは当然として
Auguri
発音:アウグーリ
意味:お祝い、祝賀、祈願
文法:Augurio を複数形で使って一言で「おめでとう!」という風に使用
歴史:古代ローマ時代の鳥占いの儀式から


2016年12月23日
立ち飲みと立ち食い
首都大学東京の飯田橋校での今季最後の授業は、大学すぐのスタンドバーで〆ました。ほとんどの人が参加してくれました。南大沢校では大学構内のフランス料理(とは名ばかりだが)店でランチコース。
何が言いたいかって言うとね。100人も生徒がいると無理だけど、20〜30人くらいなら一言づつでもみんなとお話ししたいし、参加者同士もお互いに知り合いになれたら嬉しいと思うので、私は着席のレストランではなく、立ち飲みであちこち歩けるバー形式がすごく良いと思うのだ。
イタリアだったらバールって立ち飲みが当たり前だし、欧米にはカウンター形式で座りたければ座れるけど、一杯毎に注文してお金払って、って形式がよくあるでしょ。なのに日本であの形式のお店を探すのは結構大変でした。
なぜだろう?座っちゃうと隣の人とかせいぜい同じテーブルの人しか話せない。それに結局皆同じ人ばかり固まっちゃって意味無い感じ。
大人になってから親しくなるのは大変。同じ興味を持った者同士色々情報交換したりして、展覧会や映画へ行ったりついには一緒に旅行へ行ったりするのはとても良い事だと思う。それにはみんな互いに色々話すことが必要。
日本人はパーティがとても苦手で、会場へ行っても会話しないで帰ってくる人も少なく無い。だから飯田橋の立ち飲みバーはすごく良いきっかけになりました。何年も顔を合わせていても知らないことだらけだったのが、随分変わったと思う。
「日本人は座るのが好きなんだ」とか言われたけど、それじゃあれだけ駅に立ち食いそばとかいっぱいあるのは何故?ワインやビールを飲むよりお蕎麦を立って食べる方が、私にはなんだか変な気がするんだけど、それは私が変なわけ

今回のお店は狭かったから、もっと広くてカウンター形式の気軽なお店があったら是非使いたい。
ちなみにフィレンツェやヴェネツィアみたいな観光地のバーでは座ると席代取られるとこも珍しくありません。本来立って飲むとこだから気をつけましょう。
何が言いたいかって言うとね。100人も生徒がいると無理だけど、20〜30人くらいなら一言づつでもみんなとお話ししたいし、参加者同士もお互いに知り合いになれたら嬉しいと思うので、私は着席のレストランではなく、立ち飲みであちこち歩けるバー形式がすごく良いと思うのだ。
イタリアだったらバールって立ち飲みが当たり前だし、欧米にはカウンター形式で座りたければ座れるけど、一杯毎に注文してお金払って、って形式がよくあるでしょ。なのに日本であの形式のお店を探すのは結構大変でした。
なぜだろう?座っちゃうと隣の人とかせいぜい同じテーブルの人しか話せない。それに結局皆同じ人ばかり固まっちゃって意味無い感じ。
大人になってから親しくなるのは大変。同じ興味を持った者同士色々情報交換したりして、展覧会や映画へ行ったりついには一緒に旅行へ行ったりするのはとても良い事だと思う。それにはみんな互いに色々話すことが必要。
日本人はパーティがとても苦手で、会場へ行っても会話しないで帰ってくる人も少なく無い。だから飯田橋の立ち飲みバーはすごく良いきっかけになりました。何年も顔を合わせていても知らないことだらけだったのが、随分変わったと思う。
「日本人は座るのが好きなんだ」とか言われたけど、それじゃあれだけ駅に立ち食いそばとかいっぱいあるのは何故?ワインやビールを飲むよりお蕎麦を立って食べる方が、私にはなんだか変な気がするんだけど、それは私が変なわけ


今回のお店は狭かったから、もっと広くてカウンター形式の気軽なお店があったら是非使いたい。
ちなみにフィレンツェやヴェネツィアみたいな観光地のバーでは座ると席代取られるとこも珍しくありません。本来立って飲むとこだから気をつけましょう。

2016年12月11日
目が細い人が大物?
私は海外ドラマ好きです。女子ドラマは全然見ないけど。
で、この前「シカゴ・ファイア」(文字通りシカゴの消防士のお話)見てたら、大阪の女の人が出てきて「私の文化では、目が細い人は大物になるっていうの」とかいうセリフがあってびっくり。私の文化って大阪の文化って意味だろうか?少なくとも東京ではそういうこと聞いたことがない。周囲の人もそう言ってる。日本のどこかで、そういうこと言ってる人、いるのかな????
これだけ情報社会、ネットでなんでも調べられるとか言ってる割には、ガゼネタって多い。世界中でやってる大ヒットドラマなんだから、日本ってそうなんだ!と思っちゃう人絶対いると思う。ま、「目が細いと大物」なんてそんなに問題ないし、笑えるけどさ・・・
以前イタリアのニュースで、日本の事件として明らかに東南アジアの出来事を紹介してたことがあった。日本のテレビも酷いけど、テレビを簡単に信用しちゃうのは絶対考えもの。テレビってものすごく影響力あるんだから、もっと真面目にやってほしいと常々思う次第です
で、この前「シカゴ・ファイア」(文字通りシカゴの消防士のお話)見てたら、大阪の女の人が出てきて「私の文化では、目が細い人は大物になるっていうの」とかいうセリフがあってびっくり。私の文化って大阪の文化って意味だろうか?少なくとも東京ではそういうこと聞いたことがない。周囲の人もそう言ってる。日本のどこかで、そういうこと言ってる人、いるのかな????

これだけ情報社会、ネットでなんでも調べられるとか言ってる割には、ガゼネタって多い。世界中でやってる大ヒットドラマなんだから、日本ってそうなんだ!と思っちゃう人絶対いると思う。ま、「目が細いと大物」なんてそんなに問題ないし、笑えるけどさ・・・

以前イタリアのニュースで、日本の事件として明らかに東南アジアの出来事を紹介してたことがあった。日本のテレビも酷いけど、テレビを簡単に信用しちゃうのは絶対考えもの。テレビってものすごく影響力あるんだから、もっと真面目にやってほしいと常々思う次第です

2016年12月07日
やっと一息:美術の講座と映像機器
ず〜っと更新しなかったのは、イタリアで風邪をこじらせて、気管支専門の医者に散々通いながら、1日4コマ(朝から授業が連続で4っつ)の地獄の集中講座があって、万とある旅の写真整理して資料作りして・・・と言う日々だったから。が、やっと一息つきました。写真だけは際限なくあるけど、授業が終わった。
で気が抜けたのか、今度は整骨院通ひ!もーっ
資料作りしてると、本とディスプレイしか見ないで一日が終わるので、運動不足が極まってるからその所為で筋肉が緊張しちゃうんだってさ。私の整骨院の先生は柔道家で錬金術師のようなゴッドハンドで、その師匠曰くなので言うこと聞いて、よくなったら今度こそ運動再開。
で、地獄の集中講義は放送大学でやるんだけど、今回初めて茗荷谷の文京センターってとこでやりました。放送大学って日本全国に教室があって、どこの講座も受けられるってとことか、なかなかユニークで良いよね。欧米では普通にあるけど、日本では滅多にない単位の交換制度にちょっと似てる。学校によって教室の大きさとか参加者の感じとか違うから、どうだろうと思ったけど最後は拍手してもらって終わりました。多くの人に気に入ってもらえたようで良かったけど、本当はもっと映像がよければ何倍も感激してもらえたはず。ドライバーがインストールできないほど古いプロジェクターで、幾ら元画像が良くても再現して見せられない。オリンピックが象徴的だけど、年金とか、とにかくお金をドブに捨ててばかりいる、日本の税金を預かる人たちの無責任さが心底悲しい。そんなことより全ての人に有益な、教育と福祉にお金を使って欲しい。日本の教育レベルの低迷は当然予算がないことも無関係ではないよ。
勉強する気のある若い人にもっとお金を使うことが日本の将来につながると信じている私です
で気が抜けたのか、今度は整骨院通ひ!もーっ

で、地獄の集中講義は放送大学でやるんだけど、今回初めて茗荷谷の文京センターってとこでやりました。放送大学って日本全国に教室があって、どこの講座も受けられるってとことか、なかなかユニークで良いよね。欧米では普通にあるけど、日本では滅多にない単位の交換制度にちょっと似てる。学校によって教室の大きさとか参加者の感じとか違うから、どうだろうと思ったけど最後は拍手してもらって終わりました。多くの人に気に入ってもらえたようで良かったけど、本当はもっと映像がよければ何倍も感激してもらえたはず。ドライバーがインストールできないほど古いプロジェクターで、幾ら元画像が良くても再現して見せられない。オリンピックが象徴的だけど、年金とか、とにかくお金をドブに捨ててばかりいる、日本の税金を預かる人たちの無責任さが心底悲しい。そんなことより全ての人に有益な、教育と福祉にお金を使って欲しい。日本の教育レベルの低迷は当然予算がないことも無関係ではないよ。
勉強する気のある若い人にもっとお金を使うことが日本の将来につながると信じている私です

2016年11月20日
イタリア旅行のサイトに記事を掲載
http://www.japanitalytravel.com/arte_romanica/top.html
日本にイタリアを紹介する真面目なサイトに私の記事が掲載されました。
ヴェローナですし、文字制限とか内容制限があるのでちょっと私らしくないかもしれないけど、みてください。
このとこ放送大学と咳に悩まされ全然アップしてなくてすみません

ちなみに昨日はレオナルドの書いたものを読み直してました。
怒ってるなーほんと。分かるよ
日本にイタリアを紹介する真面目なサイトに私の記事が掲載されました。
ヴェローナですし、文字制限とか内容制限があるのでちょっと私らしくないかもしれないけど、みてください。
このとこ放送大学と咳に悩まされ全然アップしてなくてすみません


ちなみに昨日はレオナルドの書いたものを読み直してました。
怒ってるなーほんと。分かるよ

2016年10月20日
2016年イタリア美術の旅:聖ベネディクト洞窟修道院訪問
ベネディクト会士ドン・マウリツィオとは半年以上前から問い合わせてメールを何回もやりとりしたんだけど既に普通と違っていた。私は思いっきり反論できる日本人だが、彼には全然反論できない感じ(結構お年か?)。非常に積極的:食事のメニューからFacebookの情報までどんどん送ってくれて時代について行きまくっている(そんなにお年とは思えない)。
当日は朝早くミニバスをチャーターしてB&Bの前から修道院入り口まで約1時間。ローマが圧倒的なのでラツィオ州の他地域はあまり関心を持たれないが、快晴のラツィオをドライブするのはとても快適。小さな村落が丘の上に点在している。いよいよ近づいて山道へ。ところがこ〜んな田舎の山道でなぜか渋滞。運転手が痺れを切らせ、席を降りて前のドライバーに聞いてくると30分も動いていないという
道は一本道で他に方法はない。私の脳裏に厳格なドンが!忙しそうなので遅刻したら見れないかもしれないっ!なんとか言いくるめなければっと言い訳を色々考える。大アクション付きで「お願い〜っ」するのだ。渋滞の列からは諦めた車が一台また一台と回り右して去っていく。運転手はまた席を降り山の向こうで何が起こっているのか見に行く。他のドライバーたちも会議。こんな平穏そのものの山中で足止めを食うとは。ずいぶん待ったように感じるが、と、山肌の向こうから猛ダッシュで走ってくるドライバーたち。私たちの運転手もいる。普通のおじさんたちがいきなり競争してるみたいで笑える。めっちゃ走って前の車に飛び乗った人に続き、我らの運転手も飛び乗りスタート。交通事故でレッカーが来てた。一安心したと思ったら、前の車がやたら遅い。安全運転もほどほどにしてっと思ったら馬を乗せている。しかたない。スピード出したら可哀想だと諦めながら内心ヒヤヒヤものだったので、街が見えてくると「着いたっ?」と言ってしまう私。2回訪問してるけれどずっと前だし、私は公の交通機関を使って街から歩いたので焦って勘違い。電話もしてないし(何度も確約のメールを送ってるのに電話しろと言われていた)時間ギリギリに着いたので、修道院へ続く山の階段を走り登ると、大手を広げて待っていた中年の彼はめっちゃ明るかった。
怒涛のように説明する彼のイタリア語は極めて明快、正確で聖職者にあるタイプ。通訳する私はゆっくり見る時間など全くなくどんどん進む。聖人の話や宗教的な内容はほとんどなく、歴史的もしくは美術史的な内容が中心だった。皆キリスト教徒だったら話の内容は変わったのかもしれない。臨機応変にできる感じの人だ。
ガイド付きで見られる部分は、一般公開部分よりうんと広いし、素晴らしい。以前見た場所からいくつもの鍵を開けながら、次々に様々な時代の、様式も用途も違うスペースへ移動する。
中庭へ出ると、そこには聖ベネデットが落下する岩を止めた奇跡の像がある。その前に並んでみんなで岩を止める真似をしろと命令が下る。「止マレ〜」とやってるとこをドンは撮影しfacebookに載せる。慣れたものだ。
私が非常に気に入ったのは、実は美術(それはよく知っていた)より香り。下の鍵のかかった部屋を開けた瞬間、何もないのに素晴らしい芳香がする。安物の芳香剤とは打って変わった天の香り。それは15~16世紀の木彫家具から発せられると分かって更に感動する。ルネサンス期の人々と同じ香りを嗅いだ気分。
食堂もとても興味深い。修道士が食卓を用意するためのセットがフレスコに描かれていて当時のテーブルが再現できる。ここでも一枚素敵な集合写真。どんどんドンはfacebookにあげていく。
全ての部屋を見た後、写真タイムを嘆願し15分撮りまくる。なぜなら下の聖スコラスティカへ行かなければならないから急げというのだ。問題発生。麓までは3キロはあるが私たちはバスを返してしまっているので足がない。ドンの車には3人しか乗れず周囲の修道士たちに聞いても、若い彼らは徒歩だという。私とドンがどうしようか打ち合わせしてる間皆はお土産タイム。時間は迫る。「年上の人から車乗ってー」ということで後の人は徒歩。下りなので走り降りているとドンの車が追い越しては戻って来て、年順に拾ってくれる。Hさん曰く「こんなに年取ってて良かったと思ったことないわぁ〜」
私含め3人は山道マラソンで聖スコラスティカへ。入り口には「祈り働け」のベネディクト会のモットーが。ここにこんなに素晴らしい洞窟修道院があるとは想像もできない。以前来た時は一般公開部分だけだったので大した印象はなかったのに、奥は深く巨大な空間がある。
西洋文化に多大な影響を及ぼした印刷所があったので、その図書館から。かなりなお年の院長様が現れる。長身痩躯、黒い修道衣が絵のようだ。とても偉い人だと紹介されたと思ったら、ドンはそんな偉い人にも、説明してる真似をしろと指示。院長様も慣れたもので「はいはい」と写本を指差す。みんなは見てる真似。またfacebookに一枚。ドンが呼ぶと気の弱そうなお坊様が現れて、説明しろと言われる。「シャワーを浴びないとならないから5分だけだよ」ともぞもぞ言ってるのを「ダーイッ(何言ってんだ。そんなこと言うな)」と一括。結局すごくきちんと説明してもらいました。一般の人にはあまり関心ないかもしれないし、何と言っても時間がなかったので言えなかったけれど、ロレンツォ・ヴァッラ始め驚くほど興味深い内容の本がありました。私はもっと長居して色々調べたかったです。ここの印刷所はボッビオと共に中世イタリア修道院文化の花だから。
全部見終わった頃にはお昼過ぎで、薬局(お土産やさん)は閉まっていたが、当然のごとくドンは修道士を呼んで開けてもらう。聖洞窟のお土産やさんよりずっと本格的な品揃えで、修道院クリーム、油、酒、香りなどなどがたくさんある。みんな豪快にお買い物。
お買い物が済んだら修道院レストランで昼食。その日は特別な日だったようで、全国からベネディクト会関連の偉い人たちが集結してパーティをする日。様々な修道着、背広姿の人々は30〜50代と見える男性主流で、気軽に挨拶してくれMさん等そのかっこよさに舞い上がる人たちも。食事は彼らと一緒で決まったコース。お祈りや乾杯の挨拶を聴きながら食事。半ライス(パスタ)にしてもらってなお食べきれなかった。
帰りは公の手段でローマへ。満腹なので気持ちよく散歩しながらスビアコの街へ。途中でチケットを買いバス停と出発時刻を聞く。谷の向こうにボルジャの要塞を頂きに持つスビアコの街が見える。ここで私の説明不足が、皆をマラソンに導く。私がバス停の位置を聞きに行ってるすきに、みんなそれを逃したら2時間来ないと信じ込み走る(バスは1時間毎にあった)。私は、間に合わなければ次のにしてカフェタイムにしようかと考えてたんだけど、先にみんながどんどん走っているので追い越して走る。走る。走る。で、出発し始めたバスを止め皆乗り込む。バスの中では疲れてお昼寝する人も。田舎のの〜んびりしたバスなので心配なし。1時間後地下鉄の駅に着くと、そこにはウルトラ田舎にもかかわらず、ハリウッドアクションヒーローみたいな迷彩服の兵士が機関銃を構えてた。
お疲れ様でした〜〜〜
一生の思い出にしてください
で、ドンが撮った写真。
https://www.facebook.com/MonasteroSacroSpecoSubiaco/photos/a.446477238829389.1073741830.274442929366155/936133399863768/?type=3&theater
当日は朝早くミニバスをチャーターしてB&Bの前から修道院入り口まで約1時間。ローマが圧倒的なのでラツィオ州の他地域はあまり関心を持たれないが、快晴のラツィオをドライブするのはとても快適。小さな村落が丘の上に点在している。いよいよ近づいて山道へ。ところがこ〜んな田舎の山道でなぜか渋滞。運転手が痺れを切らせ、席を降りて前のドライバーに聞いてくると30分も動いていないという

怒涛のように説明する彼のイタリア語は極めて明快、正確で聖職者にあるタイプ。通訳する私はゆっくり見る時間など全くなくどんどん進む。聖人の話や宗教的な内容はほとんどなく、歴史的もしくは美術史的な内容が中心だった。皆キリスト教徒だったら話の内容は変わったのかもしれない。臨機応変にできる感じの人だ。
ガイド付きで見られる部分は、一般公開部分よりうんと広いし、素晴らしい。以前見た場所からいくつもの鍵を開けながら、次々に様々な時代の、様式も用途も違うスペースへ移動する。
中庭へ出ると、そこには聖ベネデットが落下する岩を止めた奇跡の像がある。その前に並んでみんなで岩を止める真似をしろと命令が下る。「止マレ〜」とやってるとこをドンは撮影しfacebookに載せる。慣れたものだ。
私が非常に気に入ったのは、実は美術(それはよく知っていた)より香り。下の鍵のかかった部屋を開けた瞬間、何もないのに素晴らしい芳香がする。安物の芳香剤とは打って変わった天の香り。それは15~16世紀の木彫家具から発せられると分かって更に感動する。ルネサンス期の人々と同じ香りを嗅いだ気分。
食堂もとても興味深い。修道士が食卓を用意するためのセットがフレスコに描かれていて当時のテーブルが再現できる。ここでも一枚素敵な集合写真。どんどんドンはfacebookにあげていく。
全ての部屋を見た後、写真タイムを嘆願し15分撮りまくる。なぜなら下の聖スコラスティカへ行かなければならないから急げというのだ。問題発生。麓までは3キロはあるが私たちはバスを返してしまっているので足がない。ドンの車には3人しか乗れず周囲の修道士たちに聞いても、若い彼らは徒歩だという。私とドンがどうしようか打ち合わせしてる間皆はお土産タイム。時間は迫る。「年上の人から車乗ってー」ということで後の人は徒歩。下りなので走り降りているとドンの車が追い越しては戻って来て、年順に拾ってくれる。Hさん曰く「こんなに年取ってて良かったと思ったことないわぁ〜」
私含め3人は山道マラソンで聖スコラスティカへ。入り口には「祈り働け」のベネディクト会のモットーが。ここにこんなに素晴らしい洞窟修道院があるとは想像もできない。以前来た時は一般公開部分だけだったので大した印象はなかったのに、奥は深く巨大な空間がある。
西洋文化に多大な影響を及ぼした印刷所があったので、その図書館から。かなりなお年の院長様が現れる。長身痩躯、黒い修道衣が絵のようだ。とても偉い人だと紹介されたと思ったら、ドンはそんな偉い人にも、説明してる真似をしろと指示。院長様も慣れたもので「はいはい」と写本を指差す。みんなは見てる真似。またfacebookに一枚。ドンが呼ぶと気の弱そうなお坊様が現れて、説明しろと言われる。「シャワーを浴びないとならないから5分だけだよ」ともぞもぞ言ってるのを「ダーイッ(何言ってんだ。そんなこと言うな)」と一括。結局すごくきちんと説明してもらいました。一般の人にはあまり関心ないかもしれないし、何と言っても時間がなかったので言えなかったけれど、ロレンツォ・ヴァッラ始め驚くほど興味深い内容の本がありました。私はもっと長居して色々調べたかったです。ここの印刷所はボッビオと共に中世イタリア修道院文化の花だから。
全部見終わった頃にはお昼過ぎで、薬局(お土産やさん)は閉まっていたが、当然のごとくドンは修道士を呼んで開けてもらう。聖洞窟のお土産やさんよりずっと本格的な品揃えで、修道院クリーム、油、酒、香りなどなどがたくさんある。みんな豪快にお買い物。
お買い物が済んだら修道院レストランで昼食。その日は特別な日だったようで、全国からベネディクト会関連の偉い人たちが集結してパーティをする日。様々な修道着、背広姿の人々は30〜50代と見える男性主流で、気軽に挨拶してくれMさん等そのかっこよさに舞い上がる人たちも。食事は彼らと一緒で決まったコース。お祈りや乾杯の挨拶を聴きながら食事。半ライス(パスタ)にしてもらってなお食べきれなかった。
帰りは公の手段でローマへ。満腹なので気持ちよく散歩しながらスビアコの街へ。途中でチケットを買いバス停と出発時刻を聞く。谷の向こうにボルジャの要塞を頂きに持つスビアコの街が見える。ここで私の説明不足が、皆をマラソンに導く。私がバス停の位置を聞きに行ってるすきに、みんなそれを逃したら2時間来ないと信じ込み走る(バスは1時間毎にあった)。私は、間に合わなければ次のにしてカフェタイムにしようかと考えてたんだけど、先にみんながどんどん走っているので追い越して走る。走る。走る。で、出発し始めたバスを止め皆乗り込む。バスの中では疲れてお昼寝する人も。田舎のの〜んびりしたバスなので心配なし。1時間後地下鉄の駅に着くと、そこにはウルトラ田舎にもかかわらず、ハリウッドアクションヒーローみたいな迷彩服の兵士が機関銃を構えてた。
お疲れ様でした〜〜〜

一生の思い出にしてください

で、ドンが撮った写真。
https://www.facebook.com/MonasteroSacroSpecoSubiaco/photos/a.446477238829389.1073741830.274442929366155/936133399863768/?type=3&theater
2016年10月19日
旅で実感するテロ対策
ルッカで大失敗した理由は(もちろん私が詳細に事務局に問い合わせるとかするべきだったんだけど)、世界におけるテロ対策の現状が大きな原因の一つ。現日本の首相は右翼で戦闘的と世界では言われているけれど、ほとんどの国民は無関心でのほほんとしている。でも世界情勢はずっと緊迫していて、それが今回の旅で明確になった。私はほぼ毎年イタリアへ行っているけれど、去年だけは流石に控えたから去年がどれほどの厳戒態勢だったか知らない。でも二年前まではず〜〜〜〜〜〜〜と存在しなかった、記念建造物前や田舎の駅にまでいる軍隊。巨大な銃を常に構えた迷彩服の人たち。警察の姿もかつてない有様だった。世界はテロ(彼らにとっては戦争)と呼び悪と決めつけているけれど、彼らを攻撃する人たちの方が比較にならないほど大勢殺傷していることや、なぜこんなことになったのか日本のテレビなどでは絶対に語られない。
世界史においてヨーロッパの果たしてきた役割は非常に大きいが、それは侵略と支配の歴史でもあったわけで、その矛盾や問題が今になって現れている。ヨーロッパと一言で言うのもほんとうはよくない。スペインを皮切りにフランスやイギリスのように植民地主義を推し進め世界の富を、しかも奴隷という最も非人間的な形で富を蓄えた国と、今から見れば幸運なことに、イタリアのように植民地政策にはすっかり出遅れたため、その問題がない国(エチオピアに侵攻しようとした時には植民地時代ではなくなっていた)では大きな違いがある。ヨーロッパ各地で起こっているテロと言われる事件は(いちいち日本では報道されない)、国によって頻度も深刻度もかなり違う。
イタリアではそんなわけで、テルミニ駅やミラーノのドゥオーモ前の兵士は観光案内に徹していて穏やかなもんだ。例えば毎年好きなだけ行列して深夜までかかっていたルッカの光の祭典を早く切り上げたり、聖堂の入場料をとるようになったり、飛行機の乗り換え時間がかかるようになったりするのは、すべてテロ対策と関係があることを除けば。
有り得ないというだろうけれど、世界から全ての暴力がなくなることを切に願っている
世界史においてヨーロッパの果たしてきた役割は非常に大きいが、それは侵略と支配の歴史でもあったわけで、その矛盾や問題が今になって現れている。ヨーロッパと一言で言うのもほんとうはよくない。スペインを皮切りにフランスやイギリスのように植民地主義を推し進め世界の富を、しかも奴隷という最も非人間的な形で富を蓄えた国と、今から見れば幸運なことに、イタリアのように植民地政策にはすっかり出遅れたため、その問題がない国(エチオピアに侵攻しようとした時には植民地時代ではなくなっていた)では大きな違いがある。ヨーロッパ各地で起こっているテロと言われる事件は(いちいち日本では報道されない)、国によって頻度も深刻度もかなり違う。
イタリアではそんなわけで、テルミニ駅やミラーノのドゥオーモ前の兵士は観光案内に徹していて穏やかなもんだ。例えば毎年好きなだけ行列して深夜までかかっていたルッカの光の祭典を早く切り上げたり、聖堂の入場料をとるようになったり、飛行機の乗り換え時間がかかるようになったりするのは、すべてテロ対策と関係があることを除けば。
有り得ないというだろうけれど、世界から全ての暴力がなくなることを切に願っている

2016年10月18日
2016年イタリア美術の旅:参加者の感想
今回の参加者中最年少(?多分)のHさんの感想です
📩
私は2年半くらい前から先生のイタリア語の個人授業を受けています。
イタリア語を習い始めたのは以前に初めてイタリア旅行へ行くときにより楽しみたいと思ったことがきっかけでした。今回の旅ではルッカのヴォルト・サント、バルガの教会、スビアコの修道院、たくさんの教会へ、私たちを連れていってくれました。先生は美術、建築様式等について丁寧に説明し、現地案内人の通訳をしてくださいました。お陰さまで西洋美術史に詳しくない私でも、当時の状況を想像することができ、歴史の背景や人々の暮らしぶりを思い浮かべて、とても感動しました。
ルッカの時計塔、美しい村 バルガの坂のある町並み、ローマのカピトリーニ美術館からの古代遺跡等々、たくさんの素晴らしい景色を見ることができました。
ルッカでは町の中心地大聖堂のななめ向かいにある、素敵なホテルに泊まりました。
夕暮れ時のテラスからの眺めは最高でした。城壁サイクリング、町歩き、サルメリアで食材を買ってテラスでブランチ等、いつまでも居たいと思う町でした。ローマでは緊張感のある中地下鉄やバスで移動しながら、町のあちこちにある素晴らしい美術・芸術を見たり、ショッピングをすることができました。
勉強中のイタリア語を話せたかどうかは、お店やホテルで聞きたいことは聞くことができたのですが、やはり単語力が少なくとっさには出てきませんでした。バルガ のドライバーさんとの会話が続かなかったです。これからも勉強がんばります。
一緒に参加して旅行をしてくださったみなさま、お世話になりました。
とても楽しく過ごすことができました。
そして、先生、旅行プラン計画のときからみんなの希望を聞いてくれたり、旅行中も天候や疲労度を気にかけてくれたり、、と本当に先生のお気持ちに感謝しています。お世話になりました。ありがとうございました。📩
私から返信
私の旅ではいつもそうなのですが、ガイドも通訳も添乗員も私が一人でするので、現実には助けが必要です。だからイタリア語を勉強してる人とか地図を読むのが得意な人が活躍します。Hさんは最年少、運動が得意、イタリア語の勉強にもなるよって感じで、常に助けてくれました。スビアコの聖洞窟から麓の聖スコラスティカまで3人(前出のMさんも)で山を走り降りたのは楽しい思い出ですが、車に乗れなかったようにいつも損な役割を引き受けてくれました。貴女がいてくれて本当に助かりました。
体力もあるので皆が疲れて解散となった後も、私が聖堂や博物館、遺跡を巡るのに一人着いてきたので彼女が一番多く観たと思います。ルッカのマンシ館では非公開部屋も見せてくれると言われたのに、時間が無くて残念だったけど、解説してもらいました。もっと言葉がわかればずっと面白くなるのを実感できたと思います。語学勉強者にも様々なタイプがあるけど、貴女は会話できるタイプだから。
スビアコの修道院、赤ワインビスケットだけでは足りなかったと思うけど、また助けてください。
注)ルッカの宿は厳密にはホテルじゃ無いよ。24時間体制じゃ無いし、食事する場所もないからね。だからB&Bでもないことになる。🏨🏠
📩
私は2年半くらい前から先生のイタリア語の個人授業を受けています。
イタリア語を習い始めたのは以前に初めてイタリア旅行へ行くときにより楽しみたいと思ったことがきっかけでした。今回の旅ではルッカのヴォルト・サント、バルガの教会、スビアコの修道院、たくさんの教会へ、私たちを連れていってくれました。先生は美術、建築様式等について丁寧に説明し、現地案内人の通訳をしてくださいました。お陰さまで西洋美術史に詳しくない私でも、当時の状況を想像することができ、歴史の背景や人々の暮らしぶりを思い浮かべて、とても感動しました。
ルッカの時計塔、美しい村 バルガの坂のある町並み、ローマのカピトリーニ美術館からの古代遺跡等々、たくさんの素晴らしい景色を見ることができました。
ルッカでは町の中心地大聖堂のななめ向かいにある、素敵なホテルに泊まりました。
夕暮れ時のテラスからの眺めは最高でした。城壁サイクリング、町歩き、サルメリアで食材を買ってテラスでブランチ等、いつまでも居たいと思う町でした。ローマでは緊張感のある中地下鉄やバスで移動しながら、町のあちこちにある素晴らしい美術・芸術を見たり、ショッピングをすることができました。
勉強中のイタリア語を話せたかどうかは、お店やホテルで聞きたいことは聞くことができたのですが、やはり単語力が少なくとっさには出てきませんでした。バルガ のドライバーさんとの会話が続かなかったです。これからも勉強がんばります。
一緒に参加して旅行をしてくださったみなさま、お世話になりました。
とても楽しく過ごすことができました。
そして、先生、旅行プラン計画のときからみんなの希望を聞いてくれたり、旅行中も天候や疲労度を気にかけてくれたり、、と本当に先生のお気持ちに感謝しています。お世話になりました。ありがとうございました。📩

私の旅ではいつもそうなのですが、ガイドも通訳も添乗員も私が一人でするので、現実には助けが必要です。だからイタリア語を勉強してる人とか地図を読むのが得意な人が活躍します。Hさんは最年少、運動が得意、イタリア語の勉強にもなるよって感じで、常に助けてくれました。スビアコの聖洞窟から麓の聖スコラスティカまで3人(前出のMさんも)で山を走り降りたのは楽しい思い出ですが、車に乗れなかったようにいつも損な役割を引き受けてくれました。貴女がいてくれて本当に助かりました。
体力もあるので皆が疲れて解散となった後も、私が聖堂や博物館、遺跡を巡るのに一人着いてきたので彼女が一番多く観たと思います。ルッカのマンシ館では非公開部屋も見せてくれると言われたのに、時間が無くて残念だったけど、解説してもらいました。もっと言葉がわかればずっと面白くなるのを実感できたと思います。語学勉強者にも様々なタイプがあるけど、貴女は会話できるタイプだから。
スビアコの修道院、赤ワインビスケットだけでは足りなかったと思うけど、また助けてください。

注)ルッカの宿は厳密にはホテルじゃ無いよ。24時間体制じゃ無いし、食事する場所もないからね。だからB&Bでもないことになる。🏨🏠
2016年10月17日
2016イタリア美術の旅:参加者の感想
Mさんの感想をそのまま載せるのは、ちょっと・・・でも皆貼り付けてるのでコピペで
📩 「ぜひ、私の旅行に参加してください。」と連絡先のカードを渡してくれたこと、先生は覚えていないかもしれません。放送大学の面接授業で初めてお会いした時、フィレンツェ、サンマルコ寺院のフレスコを見てみたいと感想を述べた私に、現地でしか見られないものがたくさんあると言って渡してくれました。あの時からずっと Saba信者の私は、いつか旅行に参加したいと思い続け、一昨年初めて参加することが出来ました。今回は二回目の参加です。
世界中には、建築やそれと一体となった彫刻、フレスコやモザイク、周りの自然、風景、街並み、教会の雰囲気や光の中でしか感じられないものなど、現地に赴かなければ絶対に出会えないものが数限りなくあり、自分で現地に行って見るだけでも楽しいし感動的です。今回も初めてローマに行き、テレビや写真で見ていたイメージよりもはるかに壮大で懐の深い現地の雰囲気に圧倒されました。ルッカは、中世の雰囲気、街並みやお店のかわいらしさ、滞在したホテルの特別感など、居心地が良くて大好きな街となりました。
しかし、行く前にある程度確認していても、自分で見学するだけでは見逃してしまっているものがたくさんあります。その点、先生の旅では本物を目の前にして話を聞くことができ、本当にありがたいです。更に、あらかじめアレンジしていただいていたSan Cassiano di Controne のボランティアの方や Subiaco の僧侶の方々の説明も聞くことができました。イタリア語を習い始めた私にも少し理解することができ、とても興味深い内容でした。通訳する先生は忙しくて大変ですが、ツアー旅行や個人旅行では絶対に聞くことができないし、先生の人柄と美貌、教養に魅了され、さらに情熱を持って説明して下さっていると思われました。
また、ガイドブックにも載っていない、日本ではほとんど知られていない所で、素晴らしい所がたくさんあるということも実感しました。今回 Pisaの代替案として色々と提案していただいた結果、Barga や San Cassiano di Controne などを訪れたことは大正解だったと思います。ローマやピサなど大観光地は行こうと思えば、自分でもゆっくり巡ることが可能だと思うからです。
個人的には、Jacopo della Quercia の la tomba di Ilaria del Carrettoil を見ることが出来た上に、思いがけず Il San Martino a Cavallo を見ることが出来たのが嬉しかったです。Ponte della Maddalena も写真で見た印象とはまったく違って、実際に橋の上に登るとシャンパーニュからルッカ、シエナ、ローマにつながるに La via Francigena を通る中世の旅人のような気持ちになれました。
今回も色々な初体験がありました。イタリアの温泉、レンタサイクル、ロストバゲージなどなど。先生、そして一緒に旅行して下さった皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。おいしいレストランや驚きのB&Bなど楽しい思い出がいっぱいです。次回もぜひ参加したいと思いますが日程が月末月初にかかってしまうと厳しいかなぁ・・・。イタリア語が話せて教養深い人や美人はやっぱりお得だなぁと思い知ったので、美人に生まれ変わることは出来ませんが、せめて少しでもイタリア語が話せるように精進します。 📩
私から返信
まず絶対はっきりさせておかねばならないのは、私が美人のように読めるのは、ありがたいにしても正しくない情報です。授業に来てくださった方が私を認識できないので訂正(汗)。
一息ついて。今まで勝手な研究者の端くれのような私でも、大勢の方が授業に出てくださいました。Mさんはその中で圧倒的な成果を収めている(進行形)生徒です。放送大学の面接授業(短期集中講座)に出てくださったときは「文化に関心のある普通の人」だったのではないでしょうか。それが今では、怒涛のごとく喋るベネディクト会のドンや自然に冗談まじりの会話をするおじさんのイタリア語も時々分かるようになるとは大したものです。美術史の知識に関してはもう普通の人ではなくなってしまいました。仕事や家庭があってもできるようになるという見本のよう。
ヤコポ・デッラ・クエルチャは大好きな彫刻家で授業でも取り上げた事がありますが、次はルッカ人マッテーオ・チヴィターリの作品をゆっくり見て欲しいです。真逆なのがサン・カッシアーノで、技の無い自由さというか楽しさを持つロマネスクならではの不思議と謎で一杯の、メディエヴァリスタ内では非常に有名な聖堂に連れて行けたこと、みんなに喜んでもらえたこともとても嬉しく思います。
現代日本で、仕事も家庭もある人が大学院に求めるものは「自己探求」。残された半生でどこまで自分はできるのかを試すこと。伸びていると感じるとき、楽しいだけでなく、自信もつくし、余裕ができ視野が広がる。ただ暇つぶしのような人生を送るのとどれほど大きな違いがあるか、と思う。運動より考えることは歳を重ねてもずっとできるし深められるから。一緒に頑張ろう
Mさんのために6月末じゃなく7月頭に出発しようかっ!
📩 「ぜひ、私の旅行に参加してください。」と連絡先のカードを渡してくれたこと、先生は覚えていないかもしれません。放送大学の面接授業で初めてお会いした時、フィレンツェ、サンマルコ寺院のフレスコを見てみたいと感想を述べた私に、現地でしか見られないものがたくさんあると言って渡してくれました。あの時からずっと Saba信者の私は、いつか旅行に参加したいと思い続け、一昨年初めて参加することが出来ました。今回は二回目の参加です。
世界中には、建築やそれと一体となった彫刻、フレスコやモザイク、周りの自然、風景、街並み、教会の雰囲気や光の中でしか感じられないものなど、現地に赴かなければ絶対に出会えないものが数限りなくあり、自分で現地に行って見るだけでも楽しいし感動的です。今回も初めてローマに行き、テレビや写真で見ていたイメージよりもはるかに壮大で懐の深い現地の雰囲気に圧倒されました。ルッカは、中世の雰囲気、街並みやお店のかわいらしさ、滞在したホテルの特別感など、居心地が良くて大好きな街となりました。
しかし、行く前にある程度確認していても、自分で見学するだけでは見逃してしまっているものがたくさんあります。その点、先生の旅では本物を目の前にして話を聞くことができ、本当にありがたいです。更に、あらかじめアレンジしていただいていたSan Cassiano di Controne のボランティアの方や Subiaco の僧侶の方々の説明も聞くことができました。イタリア語を習い始めた私にも少し理解することができ、とても興味深い内容でした。通訳する先生は忙しくて大変ですが、ツアー旅行や個人旅行では絶対に聞くことができないし、先生の人柄と美貌、教養に魅了され、さらに情熱を持って説明して下さっていると思われました。
また、ガイドブックにも載っていない、日本ではほとんど知られていない所で、素晴らしい所がたくさんあるということも実感しました。今回 Pisaの代替案として色々と提案していただいた結果、Barga や San Cassiano di Controne などを訪れたことは大正解だったと思います。ローマやピサなど大観光地は行こうと思えば、自分でもゆっくり巡ることが可能だと思うからです。
個人的には、Jacopo della Quercia の la tomba di Ilaria del Carrettoil を見ることが出来た上に、思いがけず Il San Martino a Cavallo を見ることが出来たのが嬉しかったです。Ponte della Maddalena も写真で見た印象とはまったく違って、実際に橋の上に登るとシャンパーニュからルッカ、シエナ、ローマにつながるに La via Francigena を通る中世の旅人のような気持ちになれました。
今回も色々な初体験がありました。イタリアの温泉、レンタサイクル、ロストバゲージなどなど。先生、そして一緒に旅行して下さった皆様、本当にお世話になりました。ありがとうございました。おいしいレストランや驚きのB&Bなど楽しい思い出がいっぱいです。次回もぜひ参加したいと思いますが日程が月末月初にかかってしまうと厳しいかなぁ・・・。イタリア語が話せて教養深い人や美人はやっぱりお得だなぁと思い知ったので、美人に生まれ変わることは出来ませんが、せめて少しでもイタリア語が話せるように精進します。 📩

まず絶対はっきりさせておかねばならないのは、私が美人のように読めるのは、ありがたいにしても正しくない情報です。授業に来てくださった方が私を認識できないので訂正(汗)。
一息ついて。今まで勝手な研究者の端くれのような私でも、大勢の方が授業に出てくださいました。Mさんはその中で圧倒的な成果を収めている(進行形)生徒です。放送大学の面接授業(短期集中講座)に出てくださったときは「文化に関心のある普通の人」だったのではないでしょうか。それが今では、怒涛のごとく喋るベネディクト会のドンや自然に冗談まじりの会話をするおじさんのイタリア語も時々分かるようになるとは大したものです。美術史の知識に関してはもう普通の人ではなくなってしまいました。仕事や家庭があってもできるようになるという見本のよう。
ヤコポ・デッラ・クエルチャは大好きな彫刻家で授業でも取り上げた事がありますが、次はルッカ人マッテーオ・チヴィターリの作品をゆっくり見て欲しいです。真逆なのがサン・カッシアーノで、技の無い自由さというか楽しさを持つロマネスクならではの不思議と謎で一杯の、メディエヴァリスタ内では非常に有名な聖堂に連れて行けたこと、みんなに喜んでもらえたこともとても嬉しく思います。
現代日本で、仕事も家庭もある人が大学院に求めるものは「自己探求」。残された半生でどこまで自分はできるのかを試すこと。伸びていると感じるとき、楽しいだけでなく、自信もつくし、余裕ができ視野が広がる。ただ暇つぶしのような人生を送るのとどれほど大きな違いがあるか、と思う。運動より考えることは歳を重ねてもずっとできるし深められるから。一緒に頑張ろう

2016年10月16日
2016年イタリア美術の旅の大失敗:ヴォルト・サント(ルッカ)
次々と素晴らしいコメントを寄せていただいていますが、自戒の念を込めて私の失敗を記します。
何と言ってもヴォルト・サントの歴史行列を見逃したこと😖😖😖😖😖😖
私は何度もこの宗教行列を見に行っているのですが、22時にまだ行列が出発地の聖フレディアーノを出ていないということが何度もありました。待っている中世装束の人々と「夜中(24時)までに終われば良いんだけど・・」と話したものです。20時過ぎに様々な市民団体の行列から始まるので、観光客には最初は面白くないのです。一人なら良いけどみんなは絶対つまらないはずだから、ご飯で盛り上がり、飲んだ帰りに華やかな場面で閉めようと計画していました
ところがルッカでは様々なことが変わっていました。出入り自由だった聖堂が入館料をとるようになり、行列もずっと組織的に整理されたのです。今年の6月に規則が変わったそうです。
で、結果、最後の旗振り軍団の終盤に辛うじて間に合ったと言う結果に。ギリギリ一枚貴族女性と写真が取れたのが救いでした。ヴォルト・サントの旗を先頭に22時には全て聖マルティーノへ入場し、鐘が町中に響き渡っている時に私たちも聖堂へ入館。真近に響く鐘の音は感動的でしたが、こんなわけで今回のメインの1つがおじゃんに!!私が人生かけて追っているモチーフでもあるのに、みんなには印象の薄いものとなってしまいました

ルッカの人たちとはやりとりしていたのに、私の大失敗でした。
ただ個人的には、今年は研究にとって嬉しい事がいくつもありました。私には最も重要な出版社mpfが今年街に出店し、彼女らと知り合え、出たばかりのヴォルト・サント本の出版記念パーティに招待してもらえました。ルッカには重要な本屋が二つあり、素晴らしいステンドグラスの天井を持つモンダドーリと本格的なユービックです。mpfはルッカ民族史を中心に美術専門書の出版社なので小さいですが圧倒的に素敵なお店です。めちゃくちゃお洒落な母娘は非常に詳しく、娘の夫の画家の作品が絵として書籍として置いてあります。
http://www.pacinifazzi.it/
みんなには無関係かもしれないけどそのサイトです。私はここの本を高い割合で読んでいます。
今回の旅のメインは
ヴォルト・サントの光の祭典
スビアコのベネディクト聖洞窟
脇の主役がルッカ周辺の小さな村と聖堂
のつもりだったのに。みんなごめんなさい
また懲りずにやります
何と言ってもヴォルト・サントの歴史行列を見逃したこと😖😖😖😖😖😖
私は何度もこの宗教行列を見に行っているのですが、22時にまだ行列が出発地の聖フレディアーノを出ていないということが何度もありました。待っている中世装束の人々と「夜中(24時)までに終われば良いんだけど・・」と話したものです。20時過ぎに様々な市民団体の行列から始まるので、観光客には最初は面白くないのです。一人なら良いけどみんなは絶対つまらないはずだから、ご飯で盛り上がり、飲んだ帰りに華やかな場面で閉めようと計画していました

で、結果、最後の旗振り軍団の終盤に辛うじて間に合ったと言う結果に。ギリギリ一枚貴族女性と写真が取れたのが救いでした。ヴォルト・サントの旗を先頭に22時には全て聖マルティーノへ入場し、鐘が町中に響き渡っている時に私たちも聖堂へ入館。真近に響く鐘の音は感動的でしたが、こんなわけで今回のメインの1つがおじゃんに!!私が人生かけて追っているモチーフでもあるのに、みんなには印象の薄いものとなってしまいました


ルッカの人たちとはやりとりしていたのに、私の大失敗でした。
ただ個人的には、今年は研究にとって嬉しい事がいくつもありました。私には最も重要な出版社mpfが今年街に出店し、彼女らと知り合え、出たばかりのヴォルト・サント本の出版記念パーティに招待してもらえました。ルッカには重要な本屋が二つあり、素晴らしいステンドグラスの天井を持つモンダドーリと本格的なユービックです。mpfはルッカ民族史を中心に美術専門書の出版社なので小さいですが圧倒的に素敵なお店です。めちゃくちゃお洒落な母娘は非常に詳しく、娘の夫の画家の作品が絵として書籍として置いてあります。
http://www.pacinifazzi.it/
みんなには無関係かもしれないけどそのサイトです。私はここの本を高い割合で読んでいます。
今回の旅のメインは



のつもりだったのに。みんなごめんなさい


2016年10月15日
2016年イタリア美術の旅:参加者の感想
Tさんの感想を掲載します。
📩
飯田橋に通い1年がたちました。講義の中で見る絵は毎回、楽しみで私をワクワクさせました。いつか本物の絵を見に行きたいと思っていました。運良くこの旅行に参加させて頂き効率良く教会を巡ることができました。そして沢山のフレスコ画、彫刻、絵画などを鑑賞しました。ルッカでは大通りから裏道まで中世の町並み歩き。またサン・マルティーノ聖堂に眠るイラリアの彫刻は美しかったです。
スビアコの修道院では入口を抜けると別世界の豪華なフレスコ画の部屋が上下、何層にも連なっていることに感動しました。ここが祈りの原点で救いの場所だったことを深く心に感じました。
ローマではベルニーニの彫刻や建築が見れて良かったです。今まで彫刻には興味がなかったのでローマに行き街の中に溶け込んでいる彫刻を見て歴史と共に彫刻の魅力に目覚めました。先生がローマは100年見ても見飽きない。まったくその通りでした。私はローマの本の一行に触れたようです。
今回の旅行の良いところは一般のツアーや個人では行けない所に行けたことです。またミニバスや列車、2連結バスなどに乗り楽しく移動出来たことです。残念なことは結婚式やお休みで教会に入れなかったこと。海外旅行はハプニングが沢山あると思います。でもこの旅行は私にとって経験の出来ないことが沢山あり学ぶところも沢山ありました。無事に日本にもどれ良かったです。旅行中に面倒をみていただいた皆様がたや先生には感謝しています。ありがとうございました。📩
💕 私から返信
Tさんは自分でアクセサリーを注文するくらい美しいものに関心の高い人です。旅行中も「美しいわ〜」と言う彼女の声が聞こえたりして、じっくり見てくれていることが実感できました。
日本に戻れてよかったと言うのはどう言うことでしょうか?戻れないかもって思ってたのかな?ま、世の中何が起こるかわからないよね。でも真面目に言って、私も今回の旅が日本の台風と重なっているのが心配でした。帰りにモスクワで足止めされるかもと。考えが甘かったのは結婚式です。やはりベストシーズンなので幾つも結婚式がありました。お葬式も含め、聖堂巡りが中心の私はみんなの帰国後も含めなんと6回も遭遇しました。
意味不明の休みって言うのはイタリアでは残念ながらあることで、今回もボッビオで、みんなが「やってるはずだが」と言い、ちゃんと書いてあるのに閉っていたし。
来年は台風に合わないように、6月末から7月にかけて生きたいと思っていますが、やはりベストシーズンには違いない。みんなの感想や経験をもとに少しずつ改善しますので、また一緒に行ければ嬉しいです
📩
飯田橋に通い1年がたちました。講義の中で見る絵は毎回、楽しみで私をワクワクさせました。いつか本物の絵を見に行きたいと思っていました。運良くこの旅行に参加させて頂き効率良く教会を巡ることができました。そして沢山のフレスコ画、彫刻、絵画などを鑑賞しました。ルッカでは大通りから裏道まで中世の町並み歩き。またサン・マルティーノ聖堂に眠るイラリアの彫刻は美しかったです。
スビアコの修道院では入口を抜けると別世界の豪華なフレスコ画の部屋が上下、何層にも連なっていることに感動しました。ここが祈りの原点で救いの場所だったことを深く心に感じました。
ローマではベルニーニの彫刻や建築が見れて良かったです。今まで彫刻には興味がなかったのでローマに行き街の中に溶け込んでいる彫刻を見て歴史と共に彫刻の魅力に目覚めました。先生がローマは100年見ても見飽きない。まったくその通りでした。私はローマの本の一行に触れたようです。
今回の旅行の良いところは一般のツアーや個人では行けない所に行けたことです。またミニバスや列車、2連結バスなどに乗り楽しく移動出来たことです。残念なことは結婚式やお休みで教会に入れなかったこと。海外旅行はハプニングが沢山あると思います。でもこの旅行は私にとって経験の出来ないことが沢山あり学ぶところも沢山ありました。無事に日本にもどれ良かったです。旅行中に面倒をみていただいた皆様がたや先生には感謝しています。ありがとうございました。📩
💕 私から返信
Tさんは自分でアクセサリーを注文するくらい美しいものに関心の高い人です。旅行中も「美しいわ〜」と言う彼女の声が聞こえたりして、じっくり見てくれていることが実感できました。
日本に戻れてよかったと言うのはどう言うことでしょうか?戻れないかもって思ってたのかな?ま、世の中何が起こるかわからないよね。でも真面目に言って、私も今回の旅が日本の台風と重なっているのが心配でした。帰りにモスクワで足止めされるかもと。考えが甘かったのは結婚式です。やはりベストシーズンなので幾つも結婚式がありました。お葬式も含め、聖堂巡りが中心の私はみんなの帰国後も含めなんと6回も遭遇しました。
意味不明の休みって言うのはイタリアでは残念ながらあることで、今回もボッビオで、みんなが「やってるはずだが」と言い、ちゃんと書いてあるのに閉っていたし。
来年は台風に合わないように、6月末から7月にかけて生きたいと思っていますが、やはりベストシーズンには違いない。みんなの感想や経験をもとに少しずつ改善しますので、また一緒に行ければ嬉しいです

2016年10月14日
旅の常識:入門者編:空港での乗り換え
飛行機をどこかで乗り換えれば搭乗券が二枚に。
例)ミラーノ→モスクワ モスクワ→成田
で、チェックイン(できる限りネットで済ませておく)後、ゲート番号が示されます。この時すぐ乗る最初のゲートはほとんど問題ないけれど、後から乗り替える方のチケットには、1)番号が示されている。2)番号がない。
場合がある。どうせならいつもないほうが良いような気もする。なぜって以下のようなことが度々起こるから。
今回の私の例)別に帰った生徒さんも似たような目にあった。
ミラーノで印字されたチケットには、モスクワから乗る飛行機のゲートは23番とあった。でも電光掲示板には違う数字が。インフォメーションデスクへ。すると怖〜い顔のロシアおばさんがグチャグチャッと番号を消して上から30と書いた。で、その方面へ行ってみると黒い長い服に帽子をかぶり、髭を生やし長髪を独特に束ねた男性の集団と彼らの取り巻きのような集団が、手を叩きながら歌い踊りぐるぐる回る儀式を大声でやっていて、人々の注目の的になっていた。なんとそこは指定された30番ゲート。どー見てもユダヤ司祭集団。こんな団体がみんな東京へ行くんだろうか??世界情勢の複雑さから何かあるのか???などと一瞬思ったが絶対違う。と思いチラチラ見ている電光掲示板で再チェック、すると今度は5番になっている。今度はインフォメーションで違う人に「私のフライトは何回もゲートが変わってるんだけど、本当は何番ですか」と聞くと「そーだねー変わってるね〜」と言って30の0の上から2と書いて32番だという。「えー本当に32番ですか?掲示板には5って出てるんですが」というと、「このシステムは掲示板とは違う・・・」とかむにゃむにゃ言いながらいきなりコンピューターの電源を落としてごまかす。最後には結局5番。この間違いは東京行きとテルアビブ行きが全く同時刻だったことから生じた模様。東京へ行きたい人だけでなく、テルアビブへ行きたい人も混乱した。ローマでも同じことが起こったらしい。
インフォメーションって混乱を引き起こすためか?怖いおばさんもやる気の無い兄ちゃんもサイテーのモスクワだった。しかしロンドンでもパリでも似たようなことは平気で起こる世の中。
私の場合時間に余裕があったから助かったし、乗った飛行機内ではユダヤのバンドと楽しく帰れたのでよかったけど、大問題だと思う。30番が32番なら大抵近いから間違えてもなんとかなるが、5番は階も違って遠いし、乗り換え時間のない、言葉の分からない人は、本当に乗れないかもしれない。
結末:とにかく乗り換え時間に余裕をとりましょう。電光掲示板をよくよくチェック。ただひたすら信じて待つのではなく「トーキョー?」とか「ナリタ?」とかそれだけでいいから何回も確認しましょう。頑張って✈✈✈
例)ミラーノ→モスクワ モスクワ→成田
で、チェックイン(できる限りネットで済ませておく)後、ゲート番号が示されます。この時すぐ乗る最初のゲートはほとんど問題ないけれど、後から乗り替える方のチケットには、1)番号が示されている。2)番号がない。
場合がある。どうせならいつもないほうが良いような気もする。なぜって以下のようなことが度々起こるから。
今回の私の例)別に帰った生徒さんも似たような目にあった。
ミラーノで印字されたチケットには、モスクワから乗る飛行機のゲートは23番とあった。でも電光掲示板には違う数字が。インフォメーションデスクへ。すると怖〜い顔のロシアおばさんがグチャグチャッと番号を消して上から30と書いた。で、その方面へ行ってみると黒い長い服に帽子をかぶり、髭を生やし長髪を独特に束ねた男性の集団と彼らの取り巻きのような集団が、手を叩きながら歌い踊りぐるぐる回る儀式を大声でやっていて、人々の注目の的になっていた。なんとそこは指定された30番ゲート。どー見てもユダヤ司祭集団。こんな団体がみんな東京へ行くんだろうか??世界情勢の複雑さから何かあるのか???などと一瞬思ったが絶対違う。と思いチラチラ見ている電光掲示板で再チェック、すると今度は5番になっている。今度はインフォメーションで違う人に「私のフライトは何回もゲートが変わってるんだけど、本当は何番ですか」と聞くと「そーだねー変わってるね〜」と言って30の0の上から2と書いて32番だという。「えー本当に32番ですか?掲示板には5って出てるんですが」というと、「このシステムは掲示板とは違う・・・」とかむにゃむにゃ言いながらいきなりコンピューターの電源を落としてごまかす。最後には結局5番。この間違いは東京行きとテルアビブ行きが全く同時刻だったことから生じた模様。東京へ行きたい人だけでなく、テルアビブへ行きたい人も混乱した。ローマでも同じことが起こったらしい。
インフォメーションって混乱を引き起こすためか?怖いおばさんもやる気の無い兄ちゃんもサイテーのモスクワだった。しかしロンドンでもパリでも似たようなことは平気で起こる世の中。
私の場合時間に余裕があったから助かったし、乗った飛行機内ではユダヤのバンドと楽しく帰れたのでよかったけど、大問題だと思う。30番が32番なら大抵近いから間違えてもなんとかなるが、5番は階も違って遠いし、乗り換え時間のない、言葉の分からない人は、本当に乗れないかもしれない。
結末:とにかく乗り換え時間に余裕をとりましょう。電光掲示板をよくよくチェック。ただひたすら信じて待つのではなく「トーキョー?」とか「ナリタ?」とかそれだけでいいから何回も確認しましょう。頑張って✈✈✈
2016年イタリア美術の旅:参加者の感想
これを書いてくださったKさんは首都大学東京オープンユニヴァーシティの「西洋美術史」の受講者中、私の感じでは一番美術、特に絵画に詳しい方です。
📩
遅まきながらローマ旅で印象的だったこと
🍷修道院にて
院内(堂内?)に描かれた絵の素晴らしさはもとより、神に一生を捧げた人々の祈りと労働の場は、農園や薬草の植物園のようでもあり、居室、作業場があり、中世の人々も病院や養護院のように頼りにしていたであろうと思いました。工房は技術や文化の継承を担う重要な役割があったと思います。権力の攻防も色々とあったのでしょうね。
📖写本について
羊皮紙の白さ、滑らかさ、艶やかさに驚きました。そして本が宝箱のような貴重品から段々と小型化して貴婦人たちも所有するようになり、マリアも手に持って描かれるようになったのだなと。
ローマについては沢山ありすぎていいつくせません。
エマヌエレ宮殿は何となく遠ざけていたけれども、隣の博物館からフォロ・ロマーノがあんな素晴らしく一望できるとは知りませんでした。
渦巻教会もみたし
教会の名前がすぐこんがらがるのが残念です。📩
🎨 私から
Kさんは私が通訳してる時も解説してる時も一際バチバチ写真を撮りまくっていました。良い写真を期待します。何より私は通訳、説明してる時は当然写真が撮れないので、みんなの写真をあてにしているからです。
感想に関しては具体的で、気持ちが伝わります。授業のときいつも言うように、抽象的なことしか言えないようでは身になっていない証拠。具体的な印象や質問が持てることが印象深くとらえた証拠。Kさんはまともな美術愛好家らしくローマについてだけ書いています。何と言ってもローマの大芸術に比較できる場所はないのでそれは仕方のないことですが、メディエヴァリスタ・ロマネスク愛好者の私としては、じゃ「ローマ以外について」って感想もくれるのかな?と期待します🐶
名前がこんがらがるとか覚えられないのは、語学力の問題です。仕方ないですね。カタカナでは非常に覚えにくいですから。写真楽しみにしています💓
📩
遅まきながらローマ旅で印象的だったこと
🍷修道院にて
院内(堂内?)に描かれた絵の素晴らしさはもとより、神に一生を捧げた人々の祈りと労働の場は、農園や薬草の植物園のようでもあり、居室、作業場があり、中世の人々も病院や養護院のように頼りにしていたであろうと思いました。工房は技術や文化の継承を担う重要な役割があったと思います。権力の攻防も色々とあったのでしょうね。
📖写本について
羊皮紙の白さ、滑らかさ、艶やかさに驚きました。そして本が宝箱のような貴重品から段々と小型化して貴婦人たちも所有するようになり、マリアも手に持って描かれるようになったのだなと。
ローマについては沢山ありすぎていいつくせません。
エマヌエレ宮殿は何となく遠ざけていたけれども、隣の博物館からフォロ・ロマーノがあんな素晴らしく一望できるとは知りませんでした。
渦巻教会もみたし
教会の名前がすぐこんがらがるのが残念です。📩
🎨 私から
Kさんは私が通訳してる時も解説してる時も一際バチバチ写真を撮りまくっていました。良い写真を期待します。何より私は通訳、説明してる時は当然写真が撮れないので、みんなの写真をあてにしているからです。
感想に関しては具体的で、気持ちが伝わります。授業のときいつも言うように、抽象的なことしか言えないようでは身になっていない証拠。具体的な印象や質問が持てることが印象深くとらえた証拠。Kさんはまともな美術愛好家らしくローマについてだけ書いています。何と言ってもローマの大芸術に比較できる場所はないのでそれは仕方のないことですが、メディエヴァリスタ・ロマネスク愛好者の私としては、じゃ「ローマ以外について」って感想もくれるのかな?と期待します🐶
名前がこんがらがるとか覚えられないのは、語学力の問題です。仕方ないですね。カタカナでは非常に覚えにくいですから。写真楽しみにしています💓
2016年10月13日
ツアーでない旅の常識:入門者向け:飛行機編
当然(相手は)知ってると思っていることがそうでないことって沢山あります。
私も旅慣れてしまっているので、聞かれて驚くことがあり、まとめました。
おまかせのツアーではなく、自分(グループでも)で計画する人向けです。
✈まず飛行機に関する話
@ 航空券を購入する際往路だけ購入する人は滅多にいません。世界一周の旅に出かけるとか、いつ帰れるかわからないとか以外は往復で買います。
例)往路はアエロフロート、復路はアリタリア とかはありえません。
A 航空券はいろんな種類があります。
例)往復の日時が動かせないFIXフィックスが当然一番安く、これに早割(早期購入)などプラスすると一般的には一番安いです。
例)私はできる限りオープンチケットを買っています。これは日時が動かせるもので、未来の体調とか急な出来事とか旅先での様々な出会いとか、いろんな場合に備えて行き先だけ決めて購入するものです。当然多少高くなります。さらに、往復がオープンとか復路だけオープンとか航空会社によって様々です。
B 到着地と搭乗地は変えられます。
ローマ着ならローマから帰らねばと思っている人が多いですが、そんなことはありません。ローマ入りパレルモ出とか色々選べるので、旅の計画に最も良い選択をしてください。その際、使える空港は航空会社によって異なります。私ならまず、大雑把に重要訪問地点を決め、そこへ行くのに都合のいい飛行場を探し、そしてその空港を扱っている飛行機は何かを、格安航空券の日時と同時に検索します。
【注】日本の場合、胡散臭く(「うさんくさく」ってこう書くのか)、航空運賃と現実に請求される代金に大きな隔たりがあります。燃油サーチャージとか、空港手数料とか、代理店手数料とか払わねばならない代金を含んでいないのです。だから一眼で判断しないで、総額でいくらになるか常に考えること。
日本からヨーロッパへ行く場合、航空会社から買うより旅行代理店から買う場合が圧倒的です。ヨーロッパへ入ってしまえば、そこから先は格安航空から直に買うので本当に安いのですが、現状はそのようです。
C 距離によっては同じ金額で一本追加できる。
航空券の値段は非常に不思議でまちまちです。ローマまで飛ぶのと、そこからカターニア(シチーリア)へのフライトを追加するのと料金に変更が出なかったりします。代理店で取る時は徹底的に相談しましょう。当然代理店を通さない方が経済的です。
D イタリアの場合、日本から直行はアリタリアだけです。
残念ながら、アリタリアは何度も様々な危機を乗り越えて運営していて(日本も同じか)サービスの質が高いとはとても思えません。さらに往路と復路で1時間ほど差がありますが、12時間弱から12時間半は飛び続けます。
E 飛行機の時間はそれほど正確ではないことに大注意!
飛行機は乗ったらすぐ飛ぶのもではなく、飛ぶまで1時間、降りるまで1時間(ひどい時は)かかるのが常識です。さらに機体の再チェックとか飛行場が混んでいるとか、天候不順とか様々な理由で1時間くらい平気で遅れます。そうすると直行でヨーロッパ入りするには14〜5時間は機内に閉じ込められることになります。問題があれば18時間くらい当たり前です。体力のある人はいいでしょうが、私のように狭いとこに閉じ込められるのが大嫌いな人には、吐き気がするほど辛いものです。
F 乗り換えの基本
ということで乗り換えをするのも一般的ですが、南回りのように2回乗り換えとかなるとよほど時間に余裕のある人でないと2日にまたがって到着するので考えものです。ネット検索すればそういう飛行機が安い方にはたくさんあるので注意。
G 乗り換え時間を選ぶ(代理店や航空会社を信用しない)
ここまで書いたように、飛行機の時間は思っているより不安定です。だから乗り換え時間はすごく重要です。乗り換え1時間とかはテロの脅威とかでチェックが厳重になった現在ありえません。よっぽど運が良く、全てが規定通りに進み、あなたがランナーで英語もすぐ理解できる上、その飛行場が大きくなければいいけどって話。
だから最低でも2時間、私はできれば2時間半の余裕をとっています。3時間半とかもいい選択だと思います。
H 空港でできること
空港によりますが、免税店ばかりが空港のいいことではありません。昔と違って免税店の意味もあまりないしね。シャワーとか休憩所があります。普通にカフェもあるけど、マッサージのあるとこや、人によってはラウンジが使えて休めます。
I 絶対機内持ち込み
特に往路では百パーセントお勧めします。ロスバゲ(ロスト・バゲージ=失鞄)という言葉も定着しているように、結構カバンは着きません。今回も一人ロスバゲしました。でも私の旅ではそういうことが起きるのは復路だけ。しかも、彼女が着いた日は東京が土砂降りで、翌日送られてきたのでラッキーと言ってますが。往路でこんなことになったら旅はめちゃくちゃなので絶対預けないように、強くお勧めします。当然、ぐるぐる回るカバンを待つ時間も節約できるし。
次は機内でもことを書きます
私も旅慣れてしまっているので、聞かれて驚くことがあり、まとめました。
おまかせのツアーではなく、自分(グループでも)で計画する人向けです。
✈まず飛行機に関する話
@ 航空券を購入する際往路だけ購入する人は滅多にいません。世界一周の旅に出かけるとか、いつ帰れるかわからないとか以外は往復で買います。
例)往路はアエロフロート、復路はアリタリア とかはありえません。
A 航空券はいろんな種類があります。
例)往復の日時が動かせないFIXフィックスが当然一番安く、これに早割(早期購入)などプラスすると一般的には一番安いです。
例)私はできる限りオープンチケットを買っています。これは日時が動かせるもので、未来の体調とか急な出来事とか旅先での様々な出会いとか、いろんな場合に備えて行き先だけ決めて購入するものです。当然多少高くなります。さらに、往復がオープンとか復路だけオープンとか航空会社によって様々です。
B 到着地と搭乗地は変えられます。
ローマ着ならローマから帰らねばと思っている人が多いですが、そんなことはありません。ローマ入りパレルモ出とか色々選べるので、旅の計画に最も良い選択をしてください。その際、使える空港は航空会社によって異なります。私ならまず、大雑把に重要訪問地点を決め、そこへ行くのに都合のいい飛行場を探し、そしてその空港を扱っている飛行機は何かを、格安航空券の日時と同時に検索します。
【注】日本の場合、胡散臭く(「うさんくさく」ってこう書くのか)、航空運賃と現実に請求される代金に大きな隔たりがあります。燃油サーチャージとか、空港手数料とか、代理店手数料とか払わねばならない代金を含んでいないのです。だから一眼で判断しないで、総額でいくらになるか常に考えること。
日本からヨーロッパへ行く場合、航空会社から買うより旅行代理店から買う場合が圧倒的です。ヨーロッパへ入ってしまえば、そこから先は格安航空から直に買うので本当に安いのですが、現状はそのようです。
C 距離によっては同じ金額で一本追加できる。
航空券の値段は非常に不思議でまちまちです。ローマまで飛ぶのと、そこからカターニア(シチーリア)へのフライトを追加するのと料金に変更が出なかったりします。代理店で取る時は徹底的に相談しましょう。当然代理店を通さない方が経済的です。
D イタリアの場合、日本から直行はアリタリアだけです。
残念ながら、アリタリアは何度も様々な危機を乗り越えて運営していて(日本も同じか)サービスの質が高いとはとても思えません。さらに往路と復路で1時間ほど差がありますが、12時間弱から12時間半は飛び続けます。
E 飛行機の時間はそれほど正確ではないことに大注意!
飛行機は乗ったらすぐ飛ぶのもではなく、飛ぶまで1時間、降りるまで1時間(ひどい時は)かかるのが常識です。さらに機体の再チェックとか飛行場が混んでいるとか、天候不順とか様々な理由で1時間くらい平気で遅れます。そうすると直行でヨーロッパ入りするには14〜5時間は機内に閉じ込められることになります。問題があれば18時間くらい当たり前です。体力のある人はいいでしょうが、私のように狭いとこに閉じ込められるのが大嫌いな人には、吐き気がするほど辛いものです。
F 乗り換えの基本
ということで乗り換えをするのも一般的ですが、南回りのように2回乗り換えとかなるとよほど時間に余裕のある人でないと2日にまたがって到着するので考えものです。ネット検索すればそういう飛行機が安い方にはたくさんあるので注意。
G 乗り換え時間を選ぶ(代理店や航空会社を信用しない)
ここまで書いたように、飛行機の時間は思っているより不安定です。だから乗り換え時間はすごく重要です。乗り換え1時間とかはテロの脅威とかでチェックが厳重になった現在ありえません。よっぽど運が良く、全てが規定通りに進み、あなたがランナーで英語もすぐ理解できる上、その飛行場が大きくなければいいけどって話。
だから最低でも2時間、私はできれば2時間半の余裕をとっています。3時間半とかもいい選択だと思います。
H 空港でできること
空港によりますが、免税店ばかりが空港のいいことではありません。昔と違って免税店の意味もあまりないしね。シャワーとか休憩所があります。普通にカフェもあるけど、マッサージのあるとこや、人によってはラウンジが使えて休めます。
I 絶対機内持ち込み
特に往路では百パーセントお勧めします。ロスバゲ(ロスト・バゲージ=失鞄)という言葉も定着しているように、結構カバンは着きません。今回も一人ロスバゲしました。でも私の旅ではそういうことが起きるのは復路だけ。しかも、彼女が着いた日は東京が土砂降りで、翌日送られてきたのでラッキーと言ってますが。往路でこんなことになったら旅はめちゃくちゃなので絶対預けないように、強くお勧めします。当然、ぐるぐる回るカバンを待つ時間も節約できるし。
次は機内でもことを書きます

2016イタリア美術の旅:参加者の感想
今回の参加者中一人だけシングル部屋で過ごしたので、細かいことで分からないことも多々あっただろうと思われるMさんの感想です。いつものように貼り付けて掲載します。 感想文が苦手と言いながら送ってくださいました。
📩 ルッカのヴォルトサント、バルガのロマネスクの教会、スビアコの修道院、そしてCappuciniの骨で飾られた墓?等一般のツアーでは訪れることがないと思われる場所に行くことが出来たことがとても良かったと思います。建築を含めて素晴らしい芸術作品に毎日触れる事が出来たことで、私としては一つ思う事がありました。「私には美術が良くわからない」勿論好きな作品はあるのですが、どうも技量の差とか良くわからない。それよりも宝石で飾られた勝利のキリストを人々はどういう思いで見たのだろうとか、道中大変な危険があること、農民であれば生産労働を一時的でも放棄することが重大な決心を要することだったろうと思われる巡礼に出て、たどり着いた修道院の華麗なフレスコ画を目にした巡礼者の思いはどうだったろうかとか。そのような事がとても気になるのです。芸術作品の鑑賞眼はサッパリないけど、自分の関心がどこにあるか自覚した旅行でした。
正直体力勝負(失礼)の面もあった旅行ですが、素晴らしい旅でした。ありがとうございました。📩
💕 私からの返信
Mさんは私の「西洋美術史」の講座に連続で参加してくださっていますが、特によく本を読まれる方です。読書家にはよくありますが、作品自体を愛でるのではなくその背景に興味がある。読書家でない人も日本人にこのタイプはよく見かけます。展覧会場で解説を読むのに時間を割くタイプです。美術は実験科学系の学問のように答えがあるものではないし、政治のように大人なら義務として考えねばならないものでもありません。だから別に分かる必要はない。
芸術は文化の指標ですが、文化とは生きることに直接関係ないところから生まれるものです。そういう意味で社会に余裕がなければ高度な芸術は決して生まれません。そういった面を考えても、中世盛期には社会の中心だった修道院文化が高度な文化を生み出したのに対して、貧しい民衆がそれをどのように受け入れたのかというMさんの疑問は、全く最近の歴史社会学系の最大の関心事の一つでもあります。
何より、Mさんが旅で、「自分がどんなことに関心があるのかを明確にされた」という所を嬉しく思います。
あ、スビアコで全員ダッシュで走りましたが、あれは私の説明不足で皆が勘違いしたからです。それでも、やはり「リッチ楽」向けの旅と「経済元気系」の旅を分けて考えた方が良さそうかなとも思います。お疲れさまでした
📩 ルッカのヴォルトサント、バルガのロマネスクの教会、スビアコの修道院、そしてCappuciniの骨で飾られた墓?等一般のツアーでは訪れることがないと思われる場所に行くことが出来たことがとても良かったと思います。建築を含めて素晴らしい芸術作品に毎日触れる事が出来たことで、私としては一つ思う事がありました。「私には美術が良くわからない」勿論好きな作品はあるのですが、どうも技量の差とか良くわからない。それよりも宝石で飾られた勝利のキリストを人々はどういう思いで見たのだろうとか、道中大変な危険があること、農民であれば生産労働を一時的でも放棄することが重大な決心を要することだったろうと思われる巡礼に出て、たどり着いた修道院の華麗なフレスコ画を目にした巡礼者の思いはどうだったろうかとか。そのような事がとても気になるのです。芸術作品の鑑賞眼はサッパリないけど、自分の関心がどこにあるか自覚した旅行でした。
正直体力勝負(失礼)の面もあった旅行ですが、素晴らしい旅でした。ありがとうございました。📩
💕 私からの返信
Mさんは私の「西洋美術史」の講座に連続で参加してくださっていますが、特によく本を読まれる方です。読書家にはよくありますが、作品自体を愛でるのではなくその背景に興味がある。読書家でない人も日本人にこのタイプはよく見かけます。展覧会場で解説を読むのに時間を割くタイプです。美術は実験科学系の学問のように答えがあるものではないし、政治のように大人なら義務として考えねばならないものでもありません。だから別に分かる必要はない。
芸術は文化の指標ですが、文化とは生きることに直接関係ないところから生まれるものです。そういう意味で社会に余裕がなければ高度な芸術は決して生まれません。そういった面を考えても、中世盛期には社会の中心だった修道院文化が高度な文化を生み出したのに対して、貧しい民衆がそれをどのように受け入れたのかというMさんの疑問は、全く最近の歴史社会学系の最大の関心事の一つでもあります。
何より、Mさんが旅で、「自分がどんなことに関心があるのかを明確にされた」という所を嬉しく思います。
あ、スビアコで全員ダッシュで走りましたが、あれは私の説明不足で皆が勘違いしたからです。それでも、やはり「リッチ楽」向けの旅と「経済元気系」の旅を分けて考えた方が良さそうかなとも思います。お疲れさまでした

2016年10月12日
イタリア美術の旅:参加者Kさんの感想
Kさんは旅から帰って間もなくこれを書いてくださいました。以下頂いたまま掲載します。
📩イタリア旅行の感想
2016年(平成28年)9月24日 K
今回のイタリアへの旅は私としては、清水の舞台?から飛び降りるくらいの勇気をもって参加しました。
なぜなら?
先生の講義は3年半受講していて、授業がとても楽しく前から先生とイタリアに行ってみたい!と思っていました。なぜ参加しなかったかというと、仕事を休めなかったのと、海外旅行に一人で参加するのに不安があったのです。しかし、今年定年退職ということもあり、これからは一人の旅も行くことも多くなると思い、「エイや!」てな気持ちで参加しました。
結果は、「思い切って行ってきてよかった!」です。よかったのはまず、普通の旅行会社が到底行けないような場所を見学できたことです。
特に聖ベネディクト聖洞窟修道院の見学したことやカラバッジョの「マタイの招令」の3部作を見れたことは素晴らしく、今も目に焼き付いています。ローマは、「100年いても見切れない。」というくらい見どころ満載で、本当にイタリアは何回行ってもまた行きたくなる国なのだと思いました。
次に、好きな店でゆっくりと買い物ができたことです。イタリアに行ったらイタリアのしゃれた洋服を買ってきたいと思っていました。ありきたりのブランド品には興味がないので、小さなブティックのようなところでいろいろ試着して買いたいと思っていました。それが実現して参加の皆さんと楽しく買い物ができました。これがいいあれがいいと、あれこれ言いあいながら買い物をしたのはとても楽しかったです。ローマで買ったワンピースは今回の思い出として大切に着るつもりです。
また、一緒に旅行に参加したメンバーがとてもいい人たちばかりでした。一人の参加の方ばかりでしたが、いろいろ助けていただきました。道案内をしていただいたり、会計を手伝っていただいたり、同室になったときにヘアオイルをいただいたりなどなど。海外なので不安なことも多かったですが、親切にしていただき感謝します。
あと、思ったことを3点上げます。
1は、飛行機のことです。飛行機会社は、安全性と価格をみて今回乗り継ぎの便を選んでくださいました。行きはよかったのですが、帰りは疲れていたせいか長く感じました。ローマなら直行便があると思うので、帰りだけでも直行便がよかったです。
2は、宿です。旅行の価格を下げるためにホテルの質を落としたようですが、B&Bはちょっと不安がありました。値段が上がっても普通のホテルの方がよかったです。
3は、食事です。レストランで何回か食べましたが、価格が高いと感じる方がいたようです。食事は全員一緒にする必要はないので、近くのレストランとスーパーを教えていただければそれぞれ好きなように選ばせればいいのではないでしょうか。その時の体調で自由に選ばせた方がいいと思いました。
以上、感想を述べました。
全体では、とても刺激的な楽しい旅でした!
イタリアに行くときはまたぜひ先生とご一緒したいと思います。
先生には本当にお世話になりました。感謝します。
ありがとうございました!📩
私から返答
食事、ショッピング、旅行代金などは本当にいつも悩むところです。
金額をあげれば当然楽ですが、そうすると結局余裕ある人しか参加できなくなるので(どうしても滞在費の全てを含む総額で40万以上になる)、切り詰めて普通に働いている人にも来て欲しいという思いから30万位で済むように考えてしまうのですが、もう思い切って分けた方がいいかもしれませんね。
ホテルに関しては前日の自分のところでも書きましたが、最後のローマに関しては選択ミスでした。
B&Bが悪いわけではありませんが、結局B&Bは慣れた人向きなのかな。ホテルだけにすると宿が一気に平凡になって、代理店を使った方が安くなる可能性もある。どうするか考えます。
飛行機に関しては直行はアリタリアしかなく、アリタリアを使うと金額は全く変わります。あと、私の経験では一気に12時間半(実際は14時間ほどは機内にいることになる)行くより、今回のように9時間半+4時間と分けた方が楽だと思います。もちろん人によりますが、昔と違ってアエロフロートが非常に向上したのとアリタリアの下降線を比較しても、私は今後も絶対アエロを選択します。
しかし、忌憚のないご意見を忙しい中早速いただきKさんに感謝します。
ちなみにKさんは目立ってかっこいい人なのでイタリアのジャンプスーツが着られるでしょう
📩イタリア旅行の感想
2016年(平成28年)9月24日 K
今回のイタリアへの旅は私としては、清水の舞台?から飛び降りるくらいの勇気をもって参加しました。
なぜなら?
先生の講義は3年半受講していて、授業がとても楽しく前から先生とイタリアに行ってみたい!と思っていました。なぜ参加しなかったかというと、仕事を休めなかったのと、海外旅行に一人で参加するのに不安があったのです。しかし、今年定年退職ということもあり、これからは一人の旅も行くことも多くなると思い、「エイや!」てな気持ちで参加しました。
結果は、「思い切って行ってきてよかった!」です。よかったのはまず、普通の旅行会社が到底行けないような場所を見学できたことです。
特に聖ベネディクト聖洞窟修道院の見学したことやカラバッジョの「マタイの招令」の3部作を見れたことは素晴らしく、今も目に焼き付いています。ローマは、「100年いても見切れない。」というくらい見どころ満載で、本当にイタリアは何回行ってもまた行きたくなる国なのだと思いました。
次に、好きな店でゆっくりと買い物ができたことです。イタリアに行ったらイタリアのしゃれた洋服を買ってきたいと思っていました。ありきたりのブランド品には興味がないので、小さなブティックのようなところでいろいろ試着して買いたいと思っていました。それが実現して参加の皆さんと楽しく買い物ができました。これがいいあれがいいと、あれこれ言いあいながら買い物をしたのはとても楽しかったです。ローマで買ったワンピースは今回の思い出として大切に着るつもりです。
また、一緒に旅行に参加したメンバーがとてもいい人たちばかりでした。一人の参加の方ばかりでしたが、いろいろ助けていただきました。道案内をしていただいたり、会計を手伝っていただいたり、同室になったときにヘアオイルをいただいたりなどなど。海外なので不安なことも多かったですが、親切にしていただき感謝します。
あと、思ったことを3点上げます。
1は、飛行機のことです。飛行機会社は、安全性と価格をみて今回乗り継ぎの便を選んでくださいました。行きはよかったのですが、帰りは疲れていたせいか長く感じました。ローマなら直行便があると思うので、帰りだけでも直行便がよかったです。
2は、宿です。旅行の価格を下げるためにホテルの質を落としたようですが、B&Bはちょっと不安がありました。値段が上がっても普通のホテルの方がよかったです。
3は、食事です。レストランで何回か食べましたが、価格が高いと感じる方がいたようです。食事は全員一緒にする必要はないので、近くのレストランとスーパーを教えていただければそれぞれ好きなように選ばせればいいのではないでしょうか。その時の体調で自由に選ばせた方がいいと思いました。
以上、感想を述べました。
全体では、とても刺激的な楽しい旅でした!
イタリアに行くときはまたぜひ先生とご一緒したいと思います。
先生には本当にお世話になりました。感謝します。
ありがとうございました!📩

食事、ショッピング、旅行代金などは本当にいつも悩むところです。
金額をあげれば当然楽ですが、そうすると結局余裕ある人しか参加できなくなるので(どうしても滞在費の全てを含む総額で40万以上になる)、切り詰めて普通に働いている人にも来て欲しいという思いから30万位で済むように考えてしまうのですが、もう思い切って分けた方がいいかもしれませんね。
ホテルに関しては前日の自分のところでも書きましたが、最後のローマに関しては選択ミスでした。

飛行機に関しては直行はアリタリアしかなく、アリタリアを使うと金額は全く変わります。あと、私の経験では一気に12時間半(実際は14時間ほどは機内にいることになる)行くより、今回のように9時間半+4時間と分けた方が楽だと思います。もちろん人によりますが、昔と違ってアエロフロートが非常に向上したのとアリタリアの下降線を比較しても、私は今後も絶対アエロを選択します。
しかし、忌憚のないご意見を忙しい中早速いただきKさんに感謝します。
ちなみにKさんは目立ってかっこいい人なのでイタリアのジャンプスーツが着られるでしょう

2016年10月10日
ホテルよりずっと面白い宿たち紹介
旅の時には宿もすごく好みが分かれるところ。
私の優先度は次の通り
1)便利
2)経済的
3)面白い
この他に特別ないわれのある所がある。
例)モナリザを盗んだ犯人が泊まった部屋
聖女シエナのカテリーナが住んでいた場所 など
なので普通のホテルは具合の悪い時しか泊まらない。つまらないから。
でも今回は風邪気味で仕方ないからホテル泊まろうと思ってもホテルが無いことが何度もあった。ブッキイングコムで探して載ってないホテルっていうのはよほどだもん。ホテル以外は結構載ってないとこがあるけどさ。
てことで今回の宿を紹介します。旅の参考にしてくれれば嬉しい。
注)グループ旅行では随分前から抑えておく。人数が多いほど宿が限定されるし、ホテルなんかは早割があったりする。三日以上泊まると安くなることも多い。
📩ちなみにブッキングコムみたいな大手の予約サイトでは、ツインにチェック入れても相手に伝わってないことがよくあって、メッセージに必ず書いたほうがいい。ベッドはダブルでなく必ず二つ。とかバスタブがあればお願い、とかね。私はサイトの他に自分で直接やりとりするようにしてる。金額も違ってきたりもする。
😠 最初のローマのホテルはテルミニ駅からすぐのPiram ピラム
http://www.welcomepiramhotel.com/it/
四つ星で綺麗なサイト作ってるけどそれほどでもない。
何度もやりとりしたのにメッセージが全然伝わってなくて、エキストラベッドを急仕立てする羽目になった。従業員はほとんど外国人でコミュニケーションに多少問題あり。モデルみたいな人も使ってるけど役に立たない。朝食はやたら豪華。エステを謳ってるから一応お洒落な石鹸とか置いてあったりする。テルミニ駅からすぐだから便利だけどもちろん素敵な場所では全然ない。
Antica residenza dell'Angelo アンティーカ・レジデンツァ・デッランジェロ(ルッカ)
http://www.anticaresidenzadellangelo.com/
私はルッカを愛してるから「天使の古の宿」には昔から泊まってみたかった。なんといっても町の最も中心の大聖堂(司教座ではない)広場を望める絶好の場所にある中世の建造物で、私が望む宿:便利、面白い(歴史建造物)だからだ。今まで泊まってなかったのは安くないから。ルッカにはいつも長居するので経済と便利さを最重要視する。
で、素晴らしかった!夢のようだと言ったら多少大げさだが最高だ。ホテルではないのでそれぞれの部屋が異なりバスタブは半数の部屋にある。しかしそんな利便性より、部屋の大きさと優雅さ、美しい中央広場が見下ろせるテラスで食事ができることなど空間と雰囲気が圧倒的。最上階など、エントランス、サロン、寝室に広々とした浴室が独り占めでき、全ての部屋に質の良い家具が備えられている。難は歴史建造物なのでエレベーターがないこと。荷物を持ってくれる人がいないとお年寄りにはきつい。あ、それと最近急増中(イタリアには昔からあったけど)の形式なので、24時間常駐ではないから携帯電話でやり取りできないと不便。イタリア語か英語が必須。
😃 ホテルと温泉 Bagni di Lucca バーニ・ディ・ルッカ
http://www.termebagnidilucca.com/offerte/2-notti.html?pgc=1&excmp_id=pgclk1
イタリアの温泉は基本治療温泉で日本のレジャー温泉とは違う。私たちは利用しなかったがリハビリ系のコースや温泉がある。自然の中で時間をかけ温泉治療する目的で来る人がほとんどなのでレストランの予約も受け付けている。部屋は簡素な中級ホテルみたい。温泉プールは怒涛のジャグジーなどもあり気持ちよかった。温泉プール以外は別料金。とても良心的なタクシーを使って行く。
😖 B&B Alex2 アレックス2(ローマ)
公式サイトが見つからない。アレックスっていう三つ星ホテルがあるので間違えないように。
何泊もするので金額を抑え、空港へ行くためテルミニ駅から遠くない、人気宿を目標に探した。泊まった人の評価がすごく分かれる宿。ヨーロッパに慣れた夜更かしの若者には好評価だと思うが、一般日本人にはきつかった。失敗。すみません
なぜって一階がクラブで深夜3時まで毎晩ベースが響き、ヘタッピ〜な歌声も聞こえたりする。ちなみにそこのバリスタのお兄ちゃんはなかなかイケている。ヨーロッパに慣れてると全く問題ないんだけど、エレベーターや鍵が一般日本人の感覚と違うので苦労する人がいる。あとはかなり便利な位置にあり、外国人の管理人は非常に親切。携帯、イタリア語か英語が必須。
こっから先は二人旅で先を決めずに泊まりました。
💕 A casa di Serena セレーナの家(ローマ)
http://www.acasadiserena.it/
皆が発った後院時代の友人が来るので約束した別の宿へ移動し連泊。非常に良かった。また泊まりたい。ヴァチカンやトラステーヴェレへ歩いて通えるのに、トレヴィの泉やコロッセーオなどの中心地とは反対なので経済的で観光化されていない地区。地下鉄でチープロ駅下車、小学校やスーパーを通過、歩いてすぐ。ロータリー角のマンションの二階。住人が居なくなったのでB&Bにした典型的なアパートで、ドアの外から絵(オリジナル作品)、版画、専門の美術雑誌などが掛けてあって家主の美術へのこだわりが明確で私にはとても好印象。私たちの部屋はボタニカルアートの額が壁いっぱいにあり「ドラゴンタトゥーの女」を思い出すけど、ドラゴンとは反対に中庭に面して子供のおもちゃが見えたり穏やかなもの。カフェ、カップチーノ、お湯などがいつでも飲め冷蔵庫もあるので暮らしを体現できる。管理人は驚くほど親切で様々な点で助けてくれた。延泊したかったが人気の宿でとれなかった。素晴らしい立地と安さ、住み心地の良さで毎日満員だったけど、やはり携帯とイタ語か英語が必須。そうでないと入れない。
😵 Locanda di San Martino 聖マルティヌスの宿 (シエナ)
http://www.locandadisanmartinosiena.it/website/index.php/it/dove-siamo
歴史中央地区で経済的で検索。聖マルティヌスは特別な思い入れがある聖人でもありすぐ決定。駅からタクシー利用。シエナらしいゴシック建造物で安いだけで嬉しいが、その割に評価がいまいちなのはなぜだろうと思いながら泊まる。最悪の事態が!!就寝中に信じ難い勢いで刺される!!!数週間経った今でも晴れているほど酷く、しかも何箇所も刺されたのでダニではないかと疑ったが虎蚊だと言う。友人は刺されなかったし、その時だけだったのでそうかも。これさえなければカンポ広場まですぐだけどドゥオーモは反対なので静かだし日常的なお店もあるし、一応24時間体制っぽいし悪くないと思うが、二度と泊まらないだろう。
😃 La Torre ラ・トッレ(ルッカ)
http://www.roomslatorre.com/ita/
ルッカへ戻りいつも通り経済的な宿へ連泊。ルッカで塔といえばグイニージの塔に決まっている。ということでグイニージの塔近く。スーパーの広場に面した便利さ。駅から電話したら迎えに来てくれ、帰りも送ってくれた。ここは完全家族経営の安宿でホテルに慣れた人には厳しいが、ワイルドな旅やイタリアらしさを堪能したい人には絶対お勧めの強烈な宿。なんといっても主人公はリーナおばあちゃん(と呼べっ!と言われる)で、これでもかというコテコテの典型的なイタリアの肝っ玉母さんぶり。全く理解されていないにもかかわらず大声で喋りまくり、可愛い可愛いっとか言って奇声をあげて肩を抱いたりする。私は良い事しか言ってないのが分かるけど、中国人もオーストラリア人も外国人は皆チンプンカンプンでただひたすら迫力に押される。一家はルッカの周辺の田舎に住んでいて色んな物を作っている。毎日とれたての新鮮な卵とか朝焼いたパンとか季節のフルーツ山盛りとか、日によってメニューは変わるが値段に合わない朝食が素晴らしい。リーナが知ってる英語はウォーテル(水)位だが息子が英語がわかるのかもしれない(確認してないので怪しい)。難は浴室が共有なので満員だとちょっとつらい。要携帯、イタ語。来年は浴室を増やして改造すると言ってるし、話し合いで大マケ(一泊2500円)してくれる私の定宿の一つ。
💕 Del Viaggiatore デル・ヴィアッジャトーレ(サルザーナ)
公式サイトが見つからず残念。間違いなく最高レベル。サルザーナはトスカーナからリグーリアへ向かう海岸線の小さな街で、中世史家にとっては重要な街だが一般的にはかなりマイナーな場所。ここへ泊まった理由は以下。1)ボッカ・ディ・マーグラへ行く。2)サルザーナ司教座にある十字架板絵と聖血を拝み、資料を収集。3)カッラーラへ近い。4)海岸線を北上するのに都合が良い。ルッカの豪華温泉で風邪を引いた私は、仕方なくホテルに泊まろうかと思ったがサルザーナにホテルはなく数件のB&Bのみ。で駅前に決定。駅に着いて電話すると目の前のマンションの上階で手を振っていた、非常に感じの良いイタリアらしいセンスの中年女性が迎えてくれたアパートは、日本ってなんて貧しいんだろう・・と思わざるをえない素晴らしいアパート。だいたいアパートという言葉は日本で間違って使われていて貧乏たらしい印象だがパート(部分)という言葉からも分かる通り、集合住宅(日本ではマンションという)の一部(1物件)のこと。彼女の実家で誰もいなくなったのでB&Bにしたばかり。ずっと住みたくなるような家らしい家で、イタリアならではの重厚な家具とシャンデリアがが真っ白い大理石の床にマッチ。大きな窓とベランダのおかげで非常に明るく、朝食用のリビングにはやはりイタリアらしく、果物が盛られた陶器や一年中飲めるカフェの器械が広々とした空間に勢ぞろい。部屋は2室でそれぞれ外の浴室だけど共有ではないから綺麗だし洗濯機もある。友達はずっと居たがったほど。「旅人」の名からそれぞれの部屋には列車のポスターや写真が掛けられ独自のセンスを醸し出している。世界から集まるという女性教授の団体が下見に来て喜んで帰った。要携帯、イタ語。
😞 B&B Via Verdi ヴィア・ヴェルディ(ピアチェンツツァ)
公式サイトなし。
ピアチェンツァのような北イタリアのそれなりに裕福な街は観光地ではないので宿が無い。実はここへ移動する途中大ストライキに一日中あってラ・スペーツィアのような空気の悪いところで体調を悪化させたから本当にホテルに泊まりたかったのに、街中にホテルは一軒。バカ高い。市外にはベストウェスタンがあるが昔泊まって不便極まりないから却下。やっぱりB&B。100年ほど前の中心地にあるアパートの4階。当然階段はない。留学時代に下宿していたような建物で、きれいに使えば雰囲気もあっていいがそうでないとゴキブリなど出そうな家で、夜中に一度出現。家主はイタリア人にあるまじきセンスのない人で、全てが短期貸し出し用の安っぽい家具を手当たり次第集めた感じ。ホテルじゃないから毎日清掃がないのも普通だが、入れ替え時にしか清掃せず、しかもその清掃が行き届いていないので埃っぽい。毎日床を掃いて、ゴミを捨てに行った。友人はゴキブリにショックを受けたが最初はとても喜んだ。イタリアらしい漆喰のヴォールト天井で台所があり、アパート丸ごと貸し(ツインが2部屋)なので自分たちの家のようだから、誰にも気兼ねがなくイタリア生活が味わえる。学生時代のルームメイトのように1室ずつ使った。全く中心地で便利だし三泊したらすごく割り引いてもくれた。のでそれほどセンスを気にしない、自分で掃除する気のある人なら、家族とか友人同士5人とかで泊まれるのでめっちゃお得ではある。
💕 Buongiorno Notte ブォンジョルノ・ノッテ(ボッビオ)
http://www.buongiornonotte.it/index.php/it/
ボッビオは中世、修道院、西洋文化に関心がある者なら誰でも読んだことのある名。西洋文化史上初というような出来事や物事がここの大修道院から発した。なので長年行きたかった場所。ピアチェンツァに泊まったのはボッビオが近いからでもある。ピアチェンツァからバスで1時間ほどどんどん空気の良い、山と自然の丘陵地帯へ行くとち〜さな広場がありバールやピッツェリーアがひしめいている。驚くなかれ観光案内所もある(休みだったけど)。どうせ選ぶほどないと思っていたので、バスの運転手やバールでの聞き込みにより決定。広場に面したピッツェリーアの奥から中庭へ出て階段を上がる。通された部屋は見たこともないガーリー(少女趣味)な可愛い部屋で友人は舞い上がる。ピンク!ハート!レース!壁には蝶々も飛んでいる!宿主はイタリア男らしい軽薄で楽しいちょっといいオヤジ。派手だがセンスのある柄シャツを着ている。店内にはストーンズの巨大な写真が壁全面にあり、ピッツェリーアの下にはローリングストーンズの文字と舌出し唇マーク。嘘だと思うけど10回もコンサートへ行ったんだって。ピアチェンツァの宿と正反対でピッカピカに綺麗でもある。夏のシーズンには倍の値段でも塞がりっぱなしというのは本当だろう。山なので肌寒いが毛布の代わりに暖房搭載。夜になってドライアーがないことに気ずいたが24時間体制ではないので、友人は暖房の前で髪を乾かした。(一部では)かの有名な博物館が閉じていた(理由は謎)のでもう一度必ず行く。みんなに見せたいドリーミーナとこだった。
😃😞 Bristol ブリストル(ミラーノ)
http://bristol-milan.hotel-rn.com/index.htm?lbl=ggl
旅の最後なので、飛行機の長旅と今までの疲労を考え、中央駅すぐのバスタブ付きのホテル。大ホテル経営の普通の四つ星ホテル。つまらないが中央駅が部屋の目の前、バスは文句のつけようがなく素晴らしい(ジャグジー多種、壁シャワー他)。文句は夜中に着いた。やはり一階にナイトクラブがあり深夜までベース音が響いた。ローマのアレックス2とは値段に大きな差があるので深夜に部屋を交換。上階へ行ってもまだ響いていた。マルペンサ行きのバス乗り場が反対側へ移動したので、そっちに近い方がよかったかもしれないが、あの周辺はゴミゴミして酷い空気だし考えもの。いつものアオスタが一杯で隣のミケランジェロはふざけた値段だから、一泊だけだし実利だけのホテルでした。
結論:宿泊施設は非常に様々で、値段も、環境も、スタイルもいろいろ。結局コストパフォーマンスの素晴らしく良い所は、携帯で話さないとならない。会話が嫌ならB&Bは避けるべきかもしれません。注意してください。
私の優先度は次の通り
1)便利
2)経済的
3)面白い
この他に特別ないわれのある所がある。
例)モナリザを盗んだ犯人が泊まった部屋
聖女シエナのカテリーナが住んでいた場所 など
なので普通のホテルは具合の悪い時しか泊まらない。つまらないから。
でも今回は風邪気味で仕方ないからホテル泊まろうと思ってもホテルが無いことが何度もあった。ブッキイングコムで探して載ってないホテルっていうのはよほどだもん。ホテル以外は結構載ってないとこがあるけどさ。
てことで今回の宿を紹介します。旅の参考にしてくれれば嬉しい。
注)グループ旅行では随分前から抑えておく。人数が多いほど宿が限定されるし、ホテルなんかは早割があったりする。三日以上泊まると安くなることも多い。
📩ちなみにブッキングコムみたいな大手の予約サイトでは、ツインにチェック入れても相手に伝わってないことがよくあって、メッセージに必ず書いたほうがいい。ベッドはダブルでなく必ず二つ。とかバスタブがあればお願い、とかね。私はサイトの他に自分で直接やりとりするようにしてる。金額も違ってきたりもする。
😠 最初のローマのホテルはテルミニ駅からすぐのPiram ピラム
http://www.welcomepiramhotel.com/it/
四つ星で綺麗なサイト作ってるけどそれほどでもない。
何度もやりとりしたのにメッセージが全然伝わってなくて、エキストラベッドを急仕立てする羽目になった。従業員はほとんど外国人でコミュニケーションに多少問題あり。モデルみたいな人も使ってるけど役に立たない。朝食はやたら豪華。エステを謳ってるから一応お洒落な石鹸とか置いてあったりする。テルミニ駅からすぐだから便利だけどもちろん素敵な場所では全然ない。

http://www.anticaresidenzadellangelo.com/
私はルッカを愛してるから「天使の古の宿」には昔から泊まってみたかった。なんといっても町の最も中心の大聖堂(司教座ではない)広場を望める絶好の場所にある中世の建造物で、私が望む宿:便利、面白い(歴史建造物)だからだ。今まで泊まってなかったのは安くないから。ルッカにはいつも長居するので経済と便利さを最重要視する。
で、素晴らしかった!夢のようだと言ったら多少大げさだが最高だ。ホテルではないのでそれぞれの部屋が異なりバスタブは半数の部屋にある。しかしそんな利便性より、部屋の大きさと優雅さ、美しい中央広場が見下ろせるテラスで食事ができることなど空間と雰囲気が圧倒的。最上階など、エントランス、サロン、寝室に広々とした浴室が独り占めでき、全ての部屋に質の良い家具が備えられている。難は歴史建造物なのでエレベーターがないこと。荷物を持ってくれる人がいないとお年寄りにはきつい。あ、それと最近急増中(イタリアには昔からあったけど)の形式なので、24時間常駐ではないから携帯電話でやり取りできないと不便。イタリア語か英語が必須。
😃 ホテルと温泉 Bagni di Lucca バーニ・ディ・ルッカ
http://www.termebagnidilucca.com/offerte/2-notti.html?pgc=1&excmp_id=pgclk1
イタリアの温泉は基本治療温泉で日本のレジャー温泉とは違う。私たちは利用しなかったがリハビリ系のコースや温泉がある。自然の中で時間をかけ温泉治療する目的で来る人がほとんどなのでレストランの予約も受け付けている。部屋は簡素な中級ホテルみたい。温泉プールは怒涛のジャグジーなどもあり気持ちよかった。温泉プール以外は別料金。とても良心的なタクシーを使って行く。
😖 B&B Alex2 アレックス2(ローマ)
公式サイトが見つからない。アレックスっていう三つ星ホテルがあるので間違えないように。
何泊もするので金額を抑え、空港へ行くためテルミニ駅から遠くない、人気宿を目標に探した。泊まった人の評価がすごく分かれる宿。ヨーロッパに慣れた夜更かしの若者には好評価だと思うが、一般日本人にはきつかった。失敗。すみません

こっから先は二人旅で先を決めずに泊まりました。
💕 A casa di Serena セレーナの家(ローマ)
http://www.acasadiserena.it/
皆が発った後院時代の友人が来るので約束した別の宿へ移動し連泊。非常に良かった。また泊まりたい。ヴァチカンやトラステーヴェレへ歩いて通えるのに、トレヴィの泉やコロッセーオなどの中心地とは反対なので経済的で観光化されていない地区。地下鉄でチープロ駅下車、小学校やスーパーを通過、歩いてすぐ。ロータリー角のマンションの二階。住人が居なくなったのでB&Bにした典型的なアパートで、ドアの外から絵(オリジナル作品)、版画、専門の美術雑誌などが掛けてあって家主の美術へのこだわりが明確で私にはとても好印象。私たちの部屋はボタニカルアートの額が壁いっぱいにあり「ドラゴンタトゥーの女」を思い出すけど、ドラゴンとは反対に中庭に面して子供のおもちゃが見えたり穏やかなもの。カフェ、カップチーノ、お湯などがいつでも飲め冷蔵庫もあるので暮らしを体現できる。管理人は驚くほど親切で様々な点で助けてくれた。延泊したかったが人気の宿でとれなかった。素晴らしい立地と安さ、住み心地の良さで毎日満員だったけど、やはり携帯とイタ語か英語が必須。そうでないと入れない。
😵 Locanda di San Martino 聖マルティヌスの宿 (シエナ)
http://www.locandadisanmartinosiena.it/website/index.php/it/dove-siamo
歴史中央地区で経済的で検索。聖マルティヌスは特別な思い入れがある聖人でもありすぐ決定。駅からタクシー利用。シエナらしいゴシック建造物で安いだけで嬉しいが、その割に評価がいまいちなのはなぜだろうと思いながら泊まる。最悪の事態が!!就寝中に信じ難い勢いで刺される!!!数週間経った今でも晴れているほど酷く、しかも何箇所も刺されたのでダニではないかと疑ったが虎蚊だと言う。友人は刺されなかったし、その時だけだったのでそうかも。これさえなければカンポ広場まですぐだけどドゥオーモは反対なので静かだし日常的なお店もあるし、一応24時間体制っぽいし悪くないと思うが、二度と泊まらないだろう。
😃 La Torre ラ・トッレ(ルッカ)
http://www.roomslatorre.com/ita/
ルッカへ戻りいつも通り経済的な宿へ連泊。ルッカで塔といえばグイニージの塔に決まっている。ということでグイニージの塔近く。スーパーの広場に面した便利さ。駅から電話したら迎えに来てくれ、帰りも送ってくれた。ここは完全家族経営の安宿でホテルに慣れた人には厳しいが、ワイルドな旅やイタリアらしさを堪能したい人には絶対お勧めの強烈な宿。なんといっても主人公はリーナおばあちゃん(と呼べっ!と言われる)で、これでもかというコテコテの典型的なイタリアの肝っ玉母さんぶり。全く理解されていないにもかかわらず大声で喋りまくり、可愛い可愛いっとか言って奇声をあげて肩を抱いたりする。私は良い事しか言ってないのが分かるけど、中国人もオーストラリア人も外国人は皆チンプンカンプンでただひたすら迫力に押される。一家はルッカの周辺の田舎に住んでいて色んな物を作っている。毎日とれたての新鮮な卵とか朝焼いたパンとか季節のフルーツ山盛りとか、日によってメニューは変わるが値段に合わない朝食が素晴らしい。リーナが知ってる英語はウォーテル(水)位だが息子が英語がわかるのかもしれない(確認してないので怪しい)。難は浴室が共有なので満員だとちょっとつらい。要携帯、イタ語。来年は浴室を増やして改造すると言ってるし、話し合いで大マケ(一泊2500円)してくれる私の定宿の一つ。
💕 Del Viaggiatore デル・ヴィアッジャトーレ(サルザーナ)
公式サイトが見つからず残念。間違いなく最高レベル。サルザーナはトスカーナからリグーリアへ向かう海岸線の小さな街で、中世史家にとっては重要な街だが一般的にはかなりマイナーな場所。ここへ泊まった理由は以下。1)ボッカ・ディ・マーグラへ行く。2)サルザーナ司教座にある十字架板絵と聖血を拝み、資料を収集。3)カッラーラへ近い。4)海岸線を北上するのに都合が良い。ルッカの豪華温泉で風邪を引いた私は、仕方なくホテルに泊まろうかと思ったがサルザーナにホテルはなく数件のB&Bのみ。で駅前に決定。駅に着いて電話すると目の前のマンションの上階で手を振っていた、非常に感じの良いイタリアらしいセンスの中年女性が迎えてくれたアパートは、日本ってなんて貧しいんだろう・・と思わざるをえない素晴らしいアパート。だいたいアパートという言葉は日本で間違って使われていて貧乏たらしい印象だがパート(部分)という言葉からも分かる通り、集合住宅(日本ではマンションという)の一部(1物件)のこと。彼女の実家で誰もいなくなったのでB&Bにしたばかり。ずっと住みたくなるような家らしい家で、イタリアならではの重厚な家具とシャンデリアがが真っ白い大理石の床にマッチ。大きな窓とベランダのおかげで非常に明るく、朝食用のリビングにはやはりイタリアらしく、果物が盛られた陶器や一年中飲めるカフェの器械が広々とした空間に勢ぞろい。部屋は2室でそれぞれ外の浴室だけど共有ではないから綺麗だし洗濯機もある。友達はずっと居たがったほど。「旅人」の名からそれぞれの部屋には列車のポスターや写真が掛けられ独自のセンスを醸し出している。世界から集まるという女性教授の団体が下見に来て喜んで帰った。要携帯、イタ語。
😞 B&B Via Verdi ヴィア・ヴェルディ(ピアチェンツツァ)
公式サイトなし。
ピアチェンツァのような北イタリアのそれなりに裕福な街は観光地ではないので宿が無い。実はここへ移動する途中大ストライキに一日中あってラ・スペーツィアのような空気の悪いところで体調を悪化させたから本当にホテルに泊まりたかったのに、街中にホテルは一軒。バカ高い。市外にはベストウェスタンがあるが昔泊まって不便極まりないから却下。やっぱりB&B。100年ほど前の中心地にあるアパートの4階。当然階段はない。留学時代に下宿していたような建物で、きれいに使えば雰囲気もあっていいがそうでないとゴキブリなど出そうな家で、夜中に一度出現。家主はイタリア人にあるまじきセンスのない人で、全てが短期貸し出し用の安っぽい家具を手当たり次第集めた感じ。ホテルじゃないから毎日清掃がないのも普通だが、入れ替え時にしか清掃せず、しかもその清掃が行き届いていないので埃っぽい。毎日床を掃いて、ゴミを捨てに行った。友人はゴキブリにショックを受けたが最初はとても喜んだ。イタリアらしい漆喰のヴォールト天井で台所があり、アパート丸ごと貸し(ツインが2部屋)なので自分たちの家のようだから、誰にも気兼ねがなくイタリア生活が味わえる。学生時代のルームメイトのように1室ずつ使った。全く中心地で便利だし三泊したらすごく割り引いてもくれた。のでそれほどセンスを気にしない、自分で掃除する気のある人なら、家族とか友人同士5人とかで泊まれるのでめっちゃお得ではある。
💕 Buongiorno Notte ブォンジョルノ・ノッテ(ボッビオ)
http://www.buongiornonotte.it/index.php/it/
ボッビオは中世、修道院、西洋文化に関心がある者なら誰でも読んだことのある名。西洋文化史上初というような出来事や物事がここの大修道院から発した。なので長年行きたかった場所。ピアチェンツァに泊まったのはボッビオが近いからでもある。ピアチェンツァからバスで1時間ほどどんどん空気の良い、山と自然の丘陵地帯へ行くとち〜さな広場がありバールやピッツェリーアがひしめいている。驚くなかれ観光案内所もある(休みだったけど)。どうせ選ぶほどないと思っていたので、バスの運転手やバールでの聞き込みにより決定。広場に面したピッツェリーアの奥から中庭へ出て階段を上がる。通された部屋は見たこともないガーリー(少女趣味)な可愛い部屋で友人は舞い上がる。ピンク!ハート!レース!壁には蝶々も飛んでいる!宿主はイタリア男らしい軽薄で楽しいちょっといいオヤジ。派手だがセンスのある柄シャツを着ている。店内にはストーンズの巨大な写真が壁全面にあり、ピッツェリーアの下にはローリングストーンズの文字と舌出し唇マーク。嘘だと思うけど10回もコンサートへ行ったんだって。ピアチェンツァの宿と正反対でピッカピカに綺麗でもある。夏のシーズンには倍の値段でも塞がりっぱなしというのは本当だろう。山なので肌寒いが毛布の代わりに暖房搭載。夜になってドライアーがないことに気ずいたが24時間体制ではないので、友人は暖房の前で髪を乾かした。(一部では)かの有名な博物館が閉じていた(理由は謎)のでもう一度必ず行く。みんなに見せたいドリーミーナとこだった。
😃😞 Bristol ブリストル(ミラーノ)
http://bristol-milan.hotel-rn.com/index.htm?lbl=ggl
旅の最後なので、飛行機の長旅と今までの疲労を考え、中央駅すぐのバスタブ付きのホテル。大ホテル経営の普通の四つ星ホテル。つまらないが中央駅が部屋の目の前、バスは文句のつけようがなく素晴らしい(ジャグジー多種、壁シャワー他)。文句は夜中に着いた。やはり一階にナイトクラブがあり深夜までベース音が響いた。ローマのアレックス2とは値段に大きな差があるので深夜に部屋を交換。上階へ行ってもまだ響いていた。マルペンサ行きのバス乗り場が反対側へ移動したので、そっちに近い方がよかったかもしれないが、あの周辺はゴミゴミして酷い空気だし考えもの。いつものアオスタが一杯で隣のミケランジェロはふざけた値段だから、一泊だけだし実利だけのホテルでした。
結論:宿泊施設は非常に様々で、値段も、環境も、スタイルもいろいろ。結局コストパフォーマンスの素晴らしく良い所は、携帯で話さないとならない。会話が嫌ならB&Bは避けるべきかもしれません。注意してください。

2016年10月09日
旅の印象
いつも思うことなんだけど、人間の印象は新しい方が新鮮で明確だから、ほとんどの人が旅でどこがよかったかと聞くと、最初に訪ねた場所ではなく最後に行った場所を言う。これで訪れたい街人気ランキングとかなると正しくない。っていうか、だいたい、アンケートなんてものは多少参考にはなってもいい加減なものだから、どうでもいいんだけどさ。
でも私としては、それぞれの街に思い入れがあり、最後の場所ばかり人気が上がるのが嬉しくないから、もっと順番を考慮しないといけないね。みんなにも、最初から思い起こしてかみしめてほしい。私の旅はそういう旅で、嚙みしめがいのあるものだ。さらっと有名な場所を駆け抜ける、あちこち行きまくる旅とは全然違う。
それから買い物。私も好きだけど、買い物に時間を割くと、当然その分博物館や聖堂へ行けなくなる。本当は、自由行動にして選べるようにしたいんだけど、多くの人は言葉が心配だから一緒に来たがる。結果、聖堂巡りになる。買い物はある程度どこでもできる(ネット時代)けど、聖堂や博物館はそこじゃないと見れないから私と聖堂巡ります!と、心から賛同してくれてる人は私の旅の参加者に最適だけど、もっとレストラン行きたい人や買い物したい人が居るのも分かってる。
自由行動にすると、レストランとか御土産屋さん行ったとかで喜んでくる人もいる。でも、それだとわざわざ私の旅に参加してくれる意味がないような気もする。本当はどういうのがいいのかなー?私は解説しまくり、通訳しまくりで声も出なくなるから、やっぱり自由行動時間を作ったほうがいいのかなぁ?次は夕方以降は自由行動ってことにしたいと思う。と、もう次のことを考えている私でした。内容も決めてるし時期もほぼ決めてる。
旅行カバンも整理できて服も洗ってしまえたから、地獄の写真整理に入ります
でも私としては、それぞれの街に思い入れがあり、最後の場所ばかり人気が上がるのが嬉しくないから、もっと順番を考慮しないといけないね。みんなにも、最初から思い起こしてかみしめてほしい。私の旅はそういう旅で、嚙みしめがいのあるものだ。さらっと有名な場所を駆け抜ける、あちこち行きまくる旅とは全然違う。
それから買い物。私も好きだけど、買い物に時間を割くと、当然その分博物館や聖堂へ行けなくなる。本当は、自由行動にして選べるようにしたいんだけど、多くの人は言葉が心配だから一緒に来たがる。結果、聖堂巡りになる。買い物はある程度どこでもできる(ネット時代)けど、聖堂や博物館はそこじゃないと見れないから私と聖堂巡ります!と、心から賛同してくれてる人は私の旅の参加者に最適だけど、もっとレストラン行きたい人や買い物したい人が居るのも分かってる。
自由行動にすると、レストランとか御土産屋さん行ったとかで喜んでくる人もいる。でも、それだとわざわざ私の旅に参加してくれる意味がないような気もする。本当はどういうのがいいのかなー?私は解説しまくり、通訳しまくりで声も出なくなるから、やっぱり自由行動時間を作ったほうがいいのかなぁ?次は夕方以降は自由行動ってことにしたいと思う。と、もう次のことを考えている私でした。内容も決めてるし時期もほぼ決めてる。
旅行カバンも整理できて服も洗ってしまえたから、地獄の写真整理に入ります

2016年イタリア美術の旅の訪問地
今回は、いつも大学や個人で一緒に勉強してくれている参加者との団体の旅、彼女らの帰国と入れ替わりに来伊した大学院で一緒だった親友との旅に分かれます。当然、人数と相手によって訪問地も変わります。大勢いる時は、不確定なことはできるだけ避けるべきだけど、一人なら訪れたいと思っているけれど、意図が果たせる可能性が低い場所へ挑戦します。私の場合、中世、巡礼、修道院などやってるから、辺鄙極まりない、誰もいないかもしれない、当然ネットなどに情報がない場所へ行くからです。
グループで訪問した場所
Roma ローマ
Lucca ルッカ
Bagni di Lucca バーニ・ディ・ルッカ
Barga バルガ
San Cassiano di Controne サン・カッシアーノ・ディ・コントローネ
Ponte della Maddalena マグダラの橋
Roma ローマ
Citta del Vaticano ヴァチカン市国
Subiaco スビアコ
二人で訪問した場所
Roma ローマ
Citta del Vaticano ヴァティカン市国
Siena シエナ
Lucca ルッカ
Sarzana サルザーナ
Carrara カッラーラ
Bocca di Magra ボッカ・ディ・マーグラ
Piacenza ピアチェンツァ
Bobbio ボッビオ
Milano ミラーノ
でした。
一目瞭然ですが、知らないところだらけでしょ
一般日本人が知っているイタリア都市はフィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノ、ローマで、次にナポリ終わり!それ以上知ってたら通???って感じ。確かにそれらの都市は皆素晴らしい歴史と文化に溢れた大都市ですが、異常な観光都市でもあって、あれとは全く違うイタリアの方が普通だし、私のようなメディエヴァリスタ(中世愛好者)には他にいくらでも素晴らしい場所があるのです。
でも旅にはイタリアが初めての人もいるしやはり一つ二つ有名地を、あとは皆に知ってほしい美しいイタリアの小都市を入れるのが私の旅です。ま、今回は小都市どころか、山奥の聖堂とか橋とかありましたが
個人的には、Bocca di Magra,Sarzana,Bobbioは積年の夢の地でしたし、San Cassianoへ行けたのはグループ旅行のおかげです。(個人ではタクシー代がかかってたまらない)
それぞれの街については写真も入れて他で紹介するつもりです。
いつものように、今回も素晴らしい旅でした。
みんなありがとう
グループで訪問した場所
Roma ローマ
Lucca ルッカ
Bagni di Lucca バーニ・ディ・ルッカ
Barga バルガ
San Cassiano di Controne サン・カッシアーノ・ディ・コントローネ
Ponte della Maddalena マグダラの橋
Roma ローマ
Citta del Vaticano ヴァチカン市国
Subiaco スビアコ
二人で訪問した場所
Roma ローマ
Citta del Vaticano ヴァティカン市国
Siena シエナ
Lucca ルッカ
Sarzana サルザーナ
Carrara カッラーラ
Bocca di Magra ボッカ・ディ・マーグラ
Piacenza ピアチェンツァ
Bobbio ボッビオ
Milano ミラーノ
でした。
一目瞭然ですが、知らないところだらけでしょ

一般日本人が知っているイタリア都市はフィレンツェ、ヴェネツィア、ミラノ、ローマで、次にナポリ終わり!それ以上知ってたら通???って感じ。確かにそれらの都市は皆素晴らしい歴史と文化に溢れた大都市ですが、異常な観光都市でもあって、あれとは全く違うイタリアの方が普通だし、私のようなメディエヴァリスタ(中世愛好者)には他にいくらでも素晴らしい場所があるのです。
でも旅にはイタリアが初めての人もいるしやはり一つ二つ有名地を、あとは皆に知ってほしい美しいイタリアの小都市を入れるのが私の旅です。ま、今回は小都市どころか、山奥の聖堂とか橋とかありましたが

個人的には、Bocca di Magra,Sarzana,Bobbioは積年の夢の地でしたし、San Cassianoへ行けたのはグループ旅行のおかげです。(個人ではタクシー代がかかってたまらない)
それぞれの街については写真も入れて他で紹介するつもりです。
いつものように、今回も素晴らしい旅でした。
みんなありがとう
